人は命に限りがあることを自覚するとき、命をいとおしみ、いまを活きることの意味を 
深く感得する。 

みずからの命がやがて消えていくことに想いをめぐらす人は、驕ることなく謙虚さを保ち、 
社会の中で他者と支え合うことを大切にし、遊び心を持って学び、働き、成長しながら 
心豊かに、悔いのない時を過ごし、他者の役に立つ充実した人生を全うする。 

影によって、光が際立つように、命の有限性を自覚することによって、一回限りの人生は 
輝きと奥行きを増す。 


そのために、 

私たち一人ひとりが、年齢にとらわれることなく、生涯現役で働くことを通じて持てる力を 
存分に発揮し、自分と社会のつながりを意識しながら、誰かの役に立つ生き方を実践する。 

ゆっくりではあるがしっかりとした着実な取り組みを通して、”たった一度の人生”を演出し、 
懐の深い社会造りに参画できることを喜びとしたい。 


*「人生85年時代に向けたリ・デザイン」のメッセージに触発されて