人生という名の遊び場で、いま、ここを活かされ、すてきに活きる

時代の本質をとらえた、心に残るすてきなメッセージ[構想、視点、こころ]と、新たな気付きをあなたに届けます。みずみずしく、活き活きとした、すてきな旬(ときめき)を一緒に探しにいきましょう。      ◆◇たきがみ博士が選ぶ”すてきなメッセージ”のおすそわけ◇◆

2007/11

強い日差しと天空の青。 


 地上を覆う雲は、厚いときも薄い時もあるが、 
 その上は、いつも、どんなときも青空。 


 突き抜けないと見えないもの。 
  

 雨や曇りの日は、雲が地上を覆っているだけだということは 
 誰もが頭ではわかっていることなのに、 
 その先の青空をイメージしている人は、少ない。 


 飛行機に乗るたびに、いつもある青空の存在に気づく。 
  

  
 見えないけれど、存在するものは、青空以外にもたくさんある。 



 突き抜けると見えるもの。 


 顧客満足で満足していた時代は、もはや過去のもの。 


 感動は、気持ちがいいという情緒的満足の域を超え、 
 成功を実現するキーファクターの時代になる。 


 雲の上の青空のように、 
 特別なものではなく、いつもあるのに気づかない存在。 


 イメージするだけで、心が浮き立ち、発想が広がり、 
 インスパイアされる存在。 


 覆っている雲を突き抜ければ、出逢うことができる景色。 


 視界を制限するものが何であれ、 
 突き抜ける方法は、ただひとつ。 


 飛行機に乗るように青空を体験すること。 

 本物の感動を体験し、自分の中に基準をつくる。 
  
   
 感動という基準を持った人は、満足という基準を持った人と 
 違う結果を出す。 




 感動は、気持ちや感覚の情緒的満足を超えて、 
 夢や願望、成功を実現するキーファクターになってきた。 



*平野さんからいただいた、すてきなメッセージのおすそわけです。 
 (メッセージを加筆、修正してお届けしています。)
 

お客様に提供する価値を見極め、すり合わせ/組み合わせによる 

顧客創造、価値創造のポートフォリオを組み立てることが重要である。 

     ・A:お客様経験価値を高める環境をデザインする 
         
     ・B:プラットフォーム、アウトソーシングによる業務モジュールの再編成 

     ・C:価値ある商品で業務プロセスの効率化 
    
     ・D:コストパフォーマンスの高いモノ商品の提供 

20071104135455




 ◆A:お客様価値を創りこむ経験、場 
  
    お客様の期待を踏まえ、きめ細かく開発、設計、生産を 

    調整することによって、最適化した作りこみを行い、 

    品質による差別化を図る。 

   
    製品化までに長時間をかけるなど、必要以上にコストを 
  
    かけてしまう過剰対応の側面を有しているが、 
  
    お客さまにその経験を価値として提供する、もしくは経験の場を 
  
    固有の価値として提供することができる。 
   
   
 ◆B:お客様競争力強化につながる課題解決サービス 
  
    汎用部品をうまく組み合わせることで、特定顧客のニーズに 
  
    応えるソリューションビジネスであり、利益率の高いビジネス 
    
    展開が可能である。 

    しかし、お客様期待の変化による価値の陳腐化も早い。 
  
   
 ◆C:価値ある商品、プラットフォーム 
  
    すり合わせで作っているので、ノウハウや知的財産の面で 
  
    自社の強みを発揮しやすい。 
  
    不特定多数のお客様にメニュー商品として提供するので、 

    競争力さえあれば多数の顧客に対する量産効果を期待できる。 
  
  
 ◆D:コストパフォーマンスの高いモノ商品 
  
     汎用部品や標準タイプの生産設備を組み合わせて商品を作り、 
  
    不特定多数の顧客にメニュー商品として提供する。 


    商品の質的な面での差別化が難しく、いかに安い汎用部品を、 
  
    いかに速く調達し、組立て、販売するか、コストとスピードが重要な 
  
    差別化ポイントである。 
  

企業とは、 
  
人が固有な価値観を持って、 
  
株主、お客さま、従業員など、様々な立場で参画する場であり、 
  
それらの人々が相互に影響し合い、信頼を培っていく場である。 
  
    
企業活動を通して、 
  
資本・売上・設備など規模の大小や、強弱を競うのではなく、 
  
企業それぞれの企業理念や事業戦略を貫き、 
  
その中身や経営の質を競い、共生していくことにある。 
  
  
そして、 
  
企業と社会の相乗発展のメカニズムを築き、 
  
企業の持続的な価値創造と、より良い社会の実現を目指す。 
  
  
  
いま、日本型経営の根本にある 
  
「企業は、まず、本業を通じて社会貢献をする」、 
  
さらには、 
  
近江商人の教えである「三方よし」の世のため、人のための 
  
精神が、求められている。 
  
  
この「売り手よし、買い手よし、世間よし」という商業倫理は、 
  
売り手と買い手に加えて、売買が行われる地域社会(世間)が、 
  
大事だと訴えている。 
  
  
まさに、「CSR(企業の社会に対する責任)」の原点である。 
  
  
  
経営者は、社会に有用な価値を提供し続けるために、 
  
「個の企業が良ければ、社会全体が良くなる」という 
  
部分最適のアプローチではなく、 
  
  
ステークホルダー【社会、市場、お客さまなど】の課題を、 
  
「全体の社会があって、個の企業がある」という全体最適の観点から構想し、 
  
志・想い込めて企業活動をマネジメントする
 

   
  080702kigyou-hinsitu



サスティナビリティーを重視した経営が求められている。 




 

高度成長時代は、 
  
市場が企業の技術革新を受け入れることによって、 
  
イノベーションサイクルが成り立ってきた。 
  
  
そして、 
  
商品価値を追求するよりも、効率や競争力を高めることを追求し、 
  
それさえできれば経営は成り立っていた。 
  
  
リードタイム短縮、人件費削減など、見かけ上の効率化ばかりを、 
  
いつまでも追いかけ、 
  
モノやサービスの価格を安くする低価格路線の競争を、 
  
成長戦略の柱にしていては、 
  
企業活動の本質「価値を創造すること」を忘れてしまう。 
  
  
  
これからは、お客さまと企業が協働し、一緒になって 
  
「お客さまの必要とする価値」を創り上げていく時代になる。 
  
  
そのために、 
  
企業は、お客さまとの良好な関係を築き、信頼を得て、 
  
お客さまの期待をもとに課題を構想し、 
  
お客さまの知恵と知見を取り込み、 
  
創り手としての企業と使い手としてのお客さまが、 
  
融合した新たなイノベーションサイクルを確立する必要がある。 
  
  
立場の違いを超えて情報をつなぐ場、プラットフォームが、 
  
企業に課題解決力をもたらす上で不可欠になる。 
  
  
  
プラットフォームは、 
  
少しずつその姿を変え、お客さまを巻き込み、進化する。 
  
そして、 
  
プラットフォームを活用したソリューションサービスは、 
  
お客さまに強さ(課題解決力)を価値として、提供する。 
  

IP技術/ICTによって、 
  
誰もが、いつでもどこでも、あらゆる情報を、伝送、交換、蓄積できる。 
  
誰もが、ユビキタスで、より豊かなコミュニケーションツールを手にする。 
  
  
そして、企業、行政、モノ、人が、つながる。 
  
さらに、 
  
モノ同士もRFIDタグなどでデータ化され、ネットワークでつながる。 
  
  
そうなれば、個人からコミュニティ、さらには社会全体に至るまで、 
  
あらゆる主体が多様な情報、コンテンツを創造し、 
  
広く世界中に発信し、その情報を享受し、 
  
共有できるようになる。 
  
  
いま、 
  
[ with you ] のユビキタス時代に向けて、 
  
不正侵入、情報漏洩を防ぐセキュリティに、 
  
社会全体で取り組んでいる。 
  
  
こうして生まれた膨大な情報やコンテンツが、 
  
世界中で活用され、さらなる情報が乗数的に創り出される。 
  
まさに、情報量の爆発である。 
  
  
そして、 
  
情報の連携と融合によって新たな価値、「知」が生まれる。 
  
  
[ for you ] のコンシェルジェ時代に向けて、 
  
社会で個人情報をより有効に活用するために、 
  
個人情報保護の取り組みも始まっている。 
  

膨大にあふれる情報を、 
  
有効に活用する環境は、 
  
ゆっくりだが、確実に整備されていく。 
  
  
さあ、 
  
情報を組み合わせ、活用して「知」を生み出す主役は、人。 
  
”人の時代”がすぐそこにきている。 
  

シニアライフの閉塞感を打破するためには、 
  
国が70歳以降の高い生活水準を保証することで、 
  
個人を”長生きリスク”から解放する必要がある。 
  
(試算によると、わずかな予算措置で対応可能である) 
  
  
いま、 
  
家計に蓄積された1,500兆円の金融資産の大半を保有している 
  
シニア世代が、 70歳以降の生活を憂うことなく、 
  
我が人生を高らかに謳歌できる環境を整備することが、 
  
求められているのではないか。 
  
  
経済の歴史的な循環/調整は、 
  
企業部門と金融部門で始まり、政府、地方自治体部門を経て、 
  
最終的に家計部門に及んで完結すると言われている。 
  
  
いま、日本経済の病巣が民間経済から政府、地方自治体に移り、 
  
危機の指標が株価から国債価格(金利)に移行しようとしている。 
  
  
政府、地方自治体の債務は1,000兆円を超えると試算されており、 
  
最終的に債務を肩代わりするのは家計金融資産である。 
  
  
  
いまこそ、 
  
人生の先輩諸氏が、培った経験と知恵を思う存分に表現できる場と、 
  
高い生活水準を保証することによって、 
  
  
後顧を憂うことなく、 
  
みずから蓄えた金融資産、不動産を活用して、 
  
人生の大きな華を咲かせて欲しい。 
  
  
債務の移転、付けまわしは楽しくないが、 
  
政府と民間が一緒になって債務を消滅させることは楽しいことである。 
  
  
  
   <よりよく活きるしくみによって、 
   
       団塊世代の潜在パワーを引き出し、 

               大きな華を咲かせよう> 
  
  
◆定年までに会社に勤務した時間 
   
  240日×8時間×38年=72,960時間 
  
  (365日-祝日15日-土、日曜日100日-休暇10日=240日) 
  
  
★定年後の自由時間 
  
  365日×10時間×20年=73,000時間 
  
  
定年までに仕事へ投入した時間に勝るとも劣らない時間を活用して、 
  
一人ひとりの個人が社会の役に立つ、貢献することを、 
  
生きがいとする時代の幕開けが近づいている。 
  
  
  
お金儲けが人生の目的ではないという、きわめて当たり前のことに気付き、 
  
ひととして、社会の、コミュニティの人のお役に立つことが、 
  
喜びであり、楽しみになる 
  
人間としての成長をみずから実感できる世の中を、実現したいと思う。 
  

団塊世代が引退の時期を迎えるとともに、 
  
若年労働力人口の減少傾向が鮮明になり、 
  
世界をリードして、日本の労働力人口は減る。 
  

これからは、 
  
【社会のリソース】をしっかり活かすという視点が、重要になる。 
  
  
一人ひとりの就労能力を最大限に活かすことが、求められている。 
  

100%稼動できる人だけに仕事の場を提供することは、 
  
個々の事情でフル稼働できない人を労働市場から脱落させ、 
  
社会全体で保有している貴重なリソースを捨てることになり、 
  
非効率な方法である。 


無理が利かない人には仕事量や勤務時間を減らすなど、 

個々の事情に対応した労働環境を提供することで、 
  
誰もが働き続けることを可能にする。  
  

みんなが働くから、 
  
一人あたりの労働負荷は減り、長時間労働は必要なくなる。 
  
  
企業が個別に効率化を進めると、 
  
社会全体では合成の誤謬を起こし、結果的に非効率になる。 
  
  
社会のリソースを活かしきって全体の効率化をはかると、 
  
個々の企業単位では非効率に見えても、 
  
社会全体では効率的になる。 
  
  
だから、北欧では、 
  
世界最上位の所得水準を維持し、豊かな社会を実現している。 
  
  
  
人手不足経済のもとでは、 
  
企業が女性や障害者、シニアのベテラン社員を、 
  
戦力として活かしきることが、 
  
少子高齢化社会における社会との調和につながり、 
  
結果的に、企業競争力を維持することになる。 
  
  
そして、 
  
最前線を若手が担い、ベテランが後方から支援するなど、 
  
若手とベテランが、ともに活き活きと働けるしくみをつくることが、 
  
求められている。 
  
  
  
人生の先輩が活き活きしていない職場から、 
  
お客さまに提供する魅力的な価値を生み出すことは出来ないのだから。 
  

「環境保護」や「地球にやさしく」という言葉は、 
  
人間の思い上がりを象徴している。 
  
    
なぜなら、 
  
自然、地球に保護されているのは、我々人間なのだから。 
  
  
人にやさしく、環境負荷の少ない、 
  
持続的に発展可能(サスティナブル)な経済、社会システムの構築が、 
  
求められている。 
  
  
20世紀におけるビジネスの勝者は、 
  
ほぼ例外なく大量生産、マスマーケティングのビジネスモデルを 
  
確立した大企業であった。 
  
  
大企業は、 
  
大規模な組織と設備を擁し、規模の経済を構築することによって、 
  
不特定多数のユーザーを対象に、規格化された「モノ(製品)」を、 
  
安く大量に製造し、消費者へ提供することが求められていた。 
  
    
まさに、規格化、標準化、単純化、画一化、効率化、 

そして、大量生産・大量販売・大量消費(廃棄)という視点が 

キーワードであった。 
  
   
しかし、持続的発展可能(サステナブル)な 

経済、社会システムへ移行するためには、 

モノではなく、価値に着目したビジネスモデルへ転換していく 
   
必要がある。 
  
    
これからの時代は、 
   
買ってもらってなんぼの世界ではなく、 
  
使ってもらってなんぼの世界で、収益を確保することが重要になる。 
  
   
ここでは、個性、独自性、自立性、自主性、情報開示、満足度、豊かさ、 
  
関係性、連携、信頼等の視点がキーワードとなる。 
  
    
また、企業とお客さま/消費者との関係も大きく変化しつつある。 
  
   
かつて、電話を利用するためにはNTTと契約するしかなかった。 
  
    
だが現在では、 
  
さまざまな電話会社の中から、最も好ましい企業を選ぶことができる。 
  
固定電話、IP電話、携帯電話、PHSとサービスの種類も豊富だし、 
  
インターネットを用いた代替手段もたくさんある。 
  
  
このような環境下で企業が生き残るためには、 
  
厳しい競争を勝ち抜いてお客さまに選ばれなければならない。 
  
  
また、ICTによるコミュニケーション革命が、 
    
企業と消費者の間にあった情報格差を消滅させ、 
   
その結果、企業の市場支配力は大幅に減退、 
  
消費者主権と言われる状況が到来したのである。 
  
    
さらに、個人であってもパソコンとインターネットがあれば、 
  
情報を生産し、お客さまに届けることができる。 
  
   
つまり従来の消費者の枠を超えて、 
  
主体的に経済活動を行う“プロシューマー”への道が、開かれてきている。 
  
    
しかし、ほとんどの企業は、従来の活動の枠組みから脱却できていない。 



いまこそ、顧客創造、価値創造に向けたお客さまとの関係性(Relationship)、 
  
さらには、それを支える従業員との関係性を構築、良好に維持することが、 

求められている。 
  

まさに、経営トップによるお客さま、従業員への Relationship Marketing が、 
  
経営の質を左右する時代になってきたといえる。 
  
    
この取り組みの巧拙によって、経済発展の牽引力となる主役産業、企業が、 
  
目まぐるしく交代する時代が近づいているのではないだろうか。 
  
  
そこで、このブログを通して、 
  
以下の観点から、想うところ「底流の変化」を整理し、組み立て、 
   
開示していきたいと思う。 
  
    
課題を縦割りにした議論は、  

当初のねらい、目的を見失い、“おらが村最適”、“部分最適”を生む、 
   
全体の課題を構想した上で、議論を積み重ねたいと思う。 
  
  
    
            ☆★目指すべきゴール★☆ 
  
         サスティナブルな社会 [シンプル、やさしさ] 
   
         よりよく活きる社会   [活き活き] 
  
  
◆環境変化の方向  
  
  ・視点ーA : 社会の進化  
     
           -ユビキタス、コミュニケーション革命 
   
  ・視点ーB : 価値提供構造の進化  
  
           -プラットフォーム、MBO/M&A 
  
  
◆主体的取り組み   
   
 <企業経営の進化>  
    
  ・視点ーC : Marketing Driven 
   
           -CSR、経営品質、企業価値 
  
  ・視点ーD : 価値創造の構図  
  
           -お客さまに提供する価値、すり合わせと組み合わせ 
  
   
 <人がひととして> 
   
  ・視点ーE :  個を活かす 
  
           -ダイバーシティマネジメント力、ワークライフバランス環境 
  
  ・視点ーF :   こだわりたい、つながりたい 
   
           -すてきに活きる 
  

 いま、企業と個人の間にどの様な関係性を築くのか、 
  
           首尾一貫した企業の哲学が求められている! 
  
  
企業は個人の自尊心を重んじ、 
  
個人は企業に寄りかからない、 
  
相互自律的な関係、 
  
そして、 
  
個人および企業の社会的成熟を前提とした、 
  
個人の価値観と企業の価値観を、 
  
高い水準で一致、調和させることが重要である。 
  
  
そのために、企業という存在が、 
  
一人ひとりの従業員に、みずからの個性や能力を磨き、発揮できる、 
  
自己表現に向けた”価値ある場”を提供する。 
  
  
その結果、”個の活性”によるイノベーションが起こる! 


 20071104132226


ステークホルダーとの関係が、企業存続の基本条件です。 
  
  
そのために、 企業経営者は、 
  
魅力的な価値の創出に取り組むとともに、 
  
ステークホルダーとの積極的なコミュニケーションに、 
  
注力しなければなりません。 
  
  
ディスクロージャーおよび誠実なアカウンタビリティの遂行は、 
  
良好なコミュニケーションを行うための条件にしか過ぎません。 
  
  
そして、 
  
ステークホルダーとの関係を阻害する要因をリスクと認識し、 
  
リスクマネジメントに取り組むことが重要です。 


 20071104131746

社会が、市場の構造が変わる、そしてお客様の期待が変わる。 
  
  
お客様から期待されつづける企業であるために、 
  
お客様の期待に応える取り組み [Marketing] を、組織活動として 
  
展開するときです。 


しかし、 
  
企業側の論理でモノやサービスを提供する時代から、 

お客さまの要求や期待を軸に価値を提供する時代へ、 

そして、商品ありきからお客さまありきへ、 

  
また、Market Driven [お客さま主導]でなければならないと、 
  
いまだに精神論、概念論の展開にとどまっています。 
  
  
いくら”お客さま主導”を唱えても、 
  
一人ひとりの行動、組織の活動は、何も変わりません。 
  
  

いまこそ、企業経営の軸、すべての判断基準を、 
  
”お客さまの期待に応え続けるために、何を、いかにすべきか”で、 
  
統一、徹底することが、求められているのです。 
  
  
お客さまが必要としている価値を見極め、 
  
過去から現在までの道のりを確認し、 
  
未来に向けた課題解決、価値提供シナリオをデザインし、 
  
お客様と共有する。 
  
  
まさに、経営トップが 
  
『市場、お客さまの課題を構想し、企業経営の想い、ビジョンに結実させ、 
  
価値提供の戦略シナリオを粘り強く語り、方針を展開、ステアリングする』 

こと、すなわち、 
  
市場、お客さまの期待に応えつづける主体的な取り組みによって、 
  
企業経営を主導する 『 Marketing Driven 』 が、求められているのです。 

20080622144509


  
<うつわには したがいながら 
 
   
      いわかねも とほすは みずのちからなりけり (明治天皇)> 

お客さまの声はしっかり聞くけれど、それだけに固まらない。 
  
お客さまから学び、 
  
お客さまの期待に応え続けられる本物の価値提供を 追求する。 
  
  
言われたことだけをするのではなく、アイデンティティを発信する。 
  
大切にしたいですね、パーソナルアイデンティティー! 

いま、社会は急激に変化している。 

価値観が変わり、生き方が変わり、社会の基本的な通念が、 

根底からひっくり返るパラダイム・シフトの時代を迎えている。 


社会が、手段である経済・産業の発展から、目的である一人ひとりの 

意識の成長・進化に移行しつつあるといえる。 



世の中で起こっていることを、 
  
一連のシステムとして部分的、解析的に細かく分けて見るのが、 
  
現在の経営手法であり、 

  
システムを全体的に有機的につかむ漢方の考え方は、 
  
まさに「西洋医学は病気を診るが、漢方は病人を診る、人を活かす」、 
  
これからのマネジメント・経営手法になっていくと考えている。 
  
   
このことは、自然と対峙する西洋文明に対して、 
  
自然と一体不可分なものとして、自然の中で”共に生きる”東洋文明の発想に 
  
通じるものです。 

  
そして、これからの企業経営は”ひとを活かす”ことが強く求められてくる。 
  
  
また、ひとりのひととして、 
  
この世に生を受け、みずかららの人生を意味あるものとするために、 
  
一生懸命に生きる、活きる。 
  
  
表層的な矛盾を、矛盾として対立させるのではなく、 
  
一歩踏み込んで、包み込んで一体のものとして、成り立つシナリオを構築する。 
  
  
人が人としてすてきに活きることと、 

企業経営は深層では同じ世界なのではないかと思えるようになりました。 
  
  
  
 <いろいろな人がいて世の中、いろいろなことがあってこそ人生> 
  
自分の好みの人しかいない世の中、 
  
同じことを繰り返す毎日を想像してみてください。 
  
いろいろな人がいて、いろいろな事が起こるすばらしさを、 
  
すなおに感謝することができます。 
  
  
変化を包み込む、楽しむ、こころのおきどころこそが、 
  
すべての基点ではないでしょうか。   
  

市場では、低価格競争が激化している中で、多くのサービスや商品が同質化し、より価格の安いものが選択されると言うコモディティ化に拍車がかかっている。 

 一方、お客様は、基本的な便益が満たされている中で、感動、心地良さ、独特な雰囲気など、商品の機能性や利便性を超えたより高い次元の価値の創造を求めてきている。 




◆「経験を売る」という戦略コンセプト 

アップル社がお客様に提供するのは、 [iPod] という商品だけでなく、音楽を編集したり他のユーザーとプレイリストを交換するためのソフトウェア [iTunes] や、99セント/一曲単位で楽曲が買える[iTunes ミュージックストア] である。 
  
さらにお客様は、アップルストアで使い方を学んだり、様々なことを無料で相談できる。 
   
これらのことを、アップル社が[iPod] のコモディティ化を避けるためにしくみ化をしたのだと、方法論として理解されているが、お客様の期待に応える“経営者の想い”まで踏み込んで理解することが重要である。 
    
  
これらはすべて、お客様が音楽を楽しむために必要な経験環境を整備するという考え方に基づいており、従来のモノ(商品/サービス)の機能、便益(F&B)を提供するという思考の枠組みとは異なっている。 
  
  
 ◆経験価値マーケティング  

顧客ニーズを充足する商品の機能・便益(F&B)や品質といった商品、サービスそのものの価値ではなく、お客様が購入したり使用する過程の体験から得られる経験価値を、お客様とともに創り出すための“経験環境”をデザインする。 

そこで、日常的な顧客関係性づくりによって、多様なお客様期待を取り込み、 
お客様基点で経験価値を可視化する。 

その結果、市場のとらえ方が、定量的な外形属性から経験、期待の内的定性特性に変わる。 
  
また、お客様のとらえ方が、企業、事業所単位から価値創造に関わる多様なクラスター(企業群)に変わる。 
  
そして、顧客関係性づくりとお客様価値の創造、提供を一連の機能として組み立て、 職能としてのマーケティングではなく、全社的なコーポレートマーケティングを展開することが求められている。 

 

このページのトップヘ