人生という名の遊び場で、いま、ここを活かされ、すてきに活きる

時代の本質をとらえた、心に残るすてきなメッセージ[構想、視点、こころ]と、新たな気付きをあなたに届けます。みずみずしく、活き活きとした、すてきな旬(ときめき)を一緒に探しにいきましょう。      ◆◇たきがみ博士が選ぶ”すてきなメッセージ”のおすそわけ◇◆

2008/09

消費価値経済から経験価値経済へ  

モノ、サービスに価値があった時代から、モノ、サービスを消費するプロセスを通じて経験する”心地良さ”、そのものに価値を見出す時代になってきています。 


お客様が必要としているコト、[探す、入手する、活用する、表現、発信する]などの一連のプロセスで体験する”心地良さ”、経験価値を、高めることが重要なのです。 


モノの作り手は、性能や価格をコントロールすることはできますが、モノを利用する人の体験(心地良さの内容、レベル)を、コントロールすることはできません。 



これまで、日本人特有のきめ細かさなどを高品質、安全・安心のモノ作りに結実してきましたが、商品、サービスの利用者の生活価値そのものを、高めるアプローチが欠落していました。 

そのために、お客様の生活価値を高める欲求の顕在化、期待につなげることができず、お客様の生活を進化させることができなかったのです。 



お客様の生活の質を高めるためには、お客様の体験まで含めた製品やサービスに関する情報を束ねる場を設計し、この場を通して、新たな期待を発掘・確認し、お客様と心地良い経験の共創に取り組み、生活の向上欲求の水準を高めることが必要になります。 


お客様とのコミュニケーションそのものを楽しみながら、自己を高めていく終わりのないプロセス、これがビジネスの本質です。  

ライバルに勝つことでも、売り上げ目標を達成することでもありません。 


そして、お客様は攻略するものではなく、”心地良さ”、経験価値を共創、提供するために対話する存在であると位置付け、ビジネスを再構築することが、メンバーの生きがい、やりがいにつながるのです。 



仕事って、働くことって、楽しいこと! 

企業が収益の極大化、自己資本利益率を重視した経営に邁進していれば良い時代は終わり、 

新たな経営の質が問われる時代がきた。 

そもそも社会にとって有用な価値を創出し、提供することが企業の存在意義であることを、 

再認識しなければならない。 


そのために、情報技術をはじめとした時代環境の変化が引き起こす直接的な変化、さらに 

それが企業のあり方に与える影響を洞察し、企業経営のあるべき姿を構想し、みずからを 

時代の流れに応じて変えていく企業へと進化させる必要がある。 


そして、企業を取り巻くステークホルダー(市場/環境/人間/社会)の期待と企業目的の調和をはかり、 

社会の期待や価値観を積極的に企業活動に取り込み、社会に意義のある革新的な取り組みを展開し、 

企業の存在価値を高いレベルで実現することが求められている。 


このことは、企業が将来にわたって変化を遂げる社会環境、市場に順応し、持続可能なビジネスの 

展開につなげることができる。 


新たな市場やお客様を開拓するだけでなく、複雑化する社会的課題の解決とビジネスを 

長期的視点で両立させる
ことは、企業が持続的に成長するための将来基盤となりうる。 



わたしたちは、「サブプライム」に代表される企業の利潤追求による行き過ぎた信用創造を 

修正するにあたり、企業のあり方、枠組みを原点から見直す時を迎えている。 


これからを、 

”経済・産業の発展から、一人ひとりの意識の成長・進化”につなげていきたいと思う。 

”これからシナリオ”は仮説/課題構想であり、 

日々の事実をもとに修正を加え続けることで、明日に向けた判断、行動の質を 

高めることを志向します。 


◆stage-00) 経済・ビジネス環境の認識 
  ・景況感のグローバル企業とドメスティック企業の二極化 
  ・企業利潤のグローバル化への再投資 
  ・海外収益の資金還流のしくみなし 
  ・価値づくりの進化が停滞 (モノ造り偏重) 
  ・経験価値経済と消費価値経済が混在 

◆stage-0) 日米国家財政不均衡への対応による矛盾増幅 
  ・年金資産の増大 
  ・長期金利の低位安定化の足枷 
  ・低金利の資金供給を受けた米欧住宅価格の上昇 

◆stage-1) グローバル化がもたらした資源有限性の再認識 
  ・資源、農産物価格の上昇 

◆stage-2) 行き過ぎた信用創造の修正 
  ・デリバティブ崩壊による信用収縮津波(6京円×15%) 

◆stage-3) 信用収縮の実体経済への波及 
  ・実物資産(商品、株、不動産)から債券へ 
  ・欧州での信用収縮インパクトが顕在化 
  ・ユーロ通貨高の修正始まる 
  ・信頼できる資産として貴金属(現物)への逃避始まる 

◆stage-4) 資源、食料品価格の上昇が卸価格から消費者価格に浸透 
  ・消費者物価の上昇を実感 
  ・グローバル化による要素価格均等化で、名目賃金の上昇なし 

◆stage-5) 信用収縮インパクトの公的資金による吸収 
  ・金融不安、危機回避に向け、米欧日中央銀行による銀行への資本注入 
  ・米欧日による1京円規模の国債増発 

◇stage-6) 実体通貨の膨張(信用通貨制度への信頼感低下) 
  ・米欧日長期国債金利の上昇 
  ・債券から実物資産への動き始まる 
  ・通貨不信の受け皿として、金資産への逃避始まる 
  ・円の相対的価値上昇 

◇stage-7) 新たな政党の枠組み、ポジショニングを模索 (日) 
  ・合従連衡、群雄割拠、離合集散による連合政権へ 
  ・将来に向けた課題構想を描くことができない 

◇stage-8) 財政資金不足を国債発行で補填 (日) 
  ・団塊世代が税金(年金)を支払う立場から受け取る立場へ 
   (2013年に1,000万人の団塊世代の大半が65歳、完全退職者増加) 
  ・歳入金額に占める国債費が上昇 
  ・国債の市中消化不良による日銀引受が始まる 
  ・円の価値が低下 

◇stage-9) 新たな経済の枠組み、通念の勃興 
  ・ユーロ、ドル、円、元の通貨バスケット制(地域ブロック化/金本位) 
  ・生活の目的を再認識(経済は生活の手段) 
  ・経済・産業の発展から、一人ひとりの意識の成長・進化へ 
  ・政治と経済と文化の再結合 


*参考情報 [たきがみ博士の”いま”を読み解く071001
            「信用膨張と収縮が引き起こす事態を構想する」 

 働くということは、 

 社会に対して、”自分という個”の存在を表現すること、さらに意味づけ、関係づけること。 

 そして、その瞬間を楽しみ、“目を輝かせて”、しっかりと自分の人生を活きること。  


 だから、いろいろな表現方法を、試してみたいですね。 



 みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。 

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