人生という名の遊び場で、いま、ここを活かされ、すてきに活きる

時代の本質をとらえた、心に残るすてきなメッセージ[構想、視点、こころ]と、新たな気付きをあなたに届けます。みずみずしく、活き活きとした、すてきな旬(ときめき)を一緒に探しにいきましょう。      ◆◇たきがみ博士が選ぶ”すてきなメッセージ”のおすそわけ◇◆

2009/07

人は感情の生き物、日々、感情に流され、感情に助けられています。 

感情があるから頑張れるし、感情があるから悲しい思いもします。 

感情がいい方向に働くときには、それがモチベーションの源泉となり、 
すごい力を発揮します。 

一方、 
なぜあの時、あんなことを言ったのだろう、 
なぜあの時、諦めたのだろう、 
感情を理屈で置き換えられたら、どれほどいいことか、と思うことがあります。 


自分の感情と、いかにうまく付き合うか、 
迷ったとき、冷静な判断ができないとき、窮地に立ったとき、 
株式会社ビジネス・ブレークスルーの福島さんにいただいた言葉、 
ポリシーが役に立ちます。 


 □安楽な日々は過ぎ去る、充実した日々は積み重る 
 ■楽を求めるほど苦しくなり、夢に向かうほど楽しくなる 
 □うまくいかないことを楽しめた時、成果は最大となる 
 ■決意は伝えなくとも、伝わる 
 □罰を与えず、夢を与える 
 ■苦境に挑む姿が、他人を育てる 
 □明日やるという、ウソ 
 ■歩き出すと、道が見えてくる 
 □できない理由は、できる理由 
 ■批判に感謝した時、批判は消え去る 

 □成長するほど、他人の長所が見えてくる 
 ■万策尽きた時、あきらめないという名案がある 
 □とことんやると、他人と違うものになる 
 ■一粒の雨が海になる、一粒の汗が未来になる 
 □何でもとことんやると、自分らしくなる 
 ■どんな時でも、手法は百万通りある 
 □商品に魂が入ると、作品になる 
 ■大事なものほど、身近にある 
 □すべては、自分で選んだこと 
 ■他人を変える最良の方法は、自分を変えることである 


 □無駄な努力はない、成果は出ずとも成長している 
 ■決意とは、いかなる困難をも受け入れること 
 □できるかできないかではなく、やるかやらないか 
 ■信用とは、努力である 
 □限界は、自分でしかつくれない 
 ■今までより、今から 
 □何をするのかよりも、なぜするのか 
 ■謙虚な者ほど、大きく見える 
 □大変とは、大きく変わること 
 ■本当に自信がある時は、腹が立たない 

金融危機、経済危機の混乱を通して、これから世界は冬の時代に突入する。 

極寒の季節においても、木々は新たな芽を育てている、そして、冬が過ぎた時、その芽は大きく開花していく。 

企業はいかに進化し、開花するのか。 

いま、資本主義の経済原理はパラダイム転換を迎えようとしている。 

仮説を立て、具体的な一歩を踏み出し、新たな芽を育てることが求められている。 



かって、日本企業の経営者は、 
社員の目の輝き、働き甲斐、職場の空気、社員の和、企業の文化、お客さまとの共感、社会からの信頼、世間の評判といった目に見えない価値、財務諸表に載らない価値を重視してきた。 

企業は、本業を通じて社会に貢献する。 

企業が多くの利益を得たということは、その利益を使って、さらなる社会貢献をせよ、との世の声である。 

まさに、利益とは、社会貢献を実現するための手段であると捉えていた。 


しかし、最近の企業経営者はどこまでも増収増益を求め、国はどこまでもGDP増大を求めていた。 

大量の広告と巧みな宣伝によって、お客さまの購買意欲を掻き立て、使えるものさえ捨てさせ、無理に自社の商品を購入させようとする企業中心の発想であり、お客さまをたくみに操り、買えぬものまで買わせて、利益をあげたいと考えていた。 


これまでは、貨幣という客観的尺度で定量的に評価できるもの、目に見える資本だけを対象とした無限成長経済に取り組んでいた。 

企業経営の成熟とは、目に見える金融資本だけでなく、目に見えない価値、知識資本を深く見つめ経営に取り組むことにある。 


知識資本は所有できない、自然に増える、形態が変わるなど、極めて扱いにくい特徴を持っている。 

・所有できない : 知識を持った人がいなくなると、知識は無くなる 
・自然に増える : 人とひとが知識を交換すると、新たな知識が生まれる 
・形態が変わる : 知識を保有しているひとを通して、知識を活用できる 

したがって、知識経済や知識資本をマネジメントすること、さらに知識資本を活用した戦略を組み立て、展開するまでにいたっていない。 


さらに、知識経済の時代には知的所有権やひとの知識だけでなく、他企業やお客さまとの関係、外部からの信頼や評判、企業内部に培われた文化が重要になる。 

そして、信頼資本や評判資本、文化資本は、形成するために努力と時間が必要であるが、社会資本と融合し、企業にとって最強の資本となる。 



また、ひとが生活している社会においては、善意や好意など精神の満足を求めて人々が行う経済活動、ボランタリー経済が重要な役割を果たしている。 

そして、ボランタリー経済はインターネットを通じて活性化し、世界への影響力を増し、マネタリー経済とボランタリー経済が相互に浸透し、融合していく。 



日本型経営においては、企業とお客さまを対立的に捉える発想はなかった、それは、おもてなし、一期一会、ご縁、お陰さまなどの言葉に象徴されている。 

いまこそ、複雑化した経済に対処するために、市場における個々の企業や個人の行動原理を変えること、その倫理基準や行動規範を変える「自己規律の促進」に、長期的に取り組むことが求められている。 




田坂さんからいただいた想いを、編集加工してお届けしました。 

◇日本型へ進化する資本主義
 

◇『目に見えない資本主義』 田坂広志著
  
  

若い身体は階段を二段三段と、一気に駆け上がっていく。 
老いし身体は一歩一歩と上がる。 
手すりを握るときもある。 

誰でも若き時を持ち、時とともに若さから離れて行くが、 
階段を降りるときは、若さも老いも一歩一歩だと思う。 

二段三段と跳べば、足をくじく。 


階段を降りるとき、周りの景色を眺めれば良い。 

景色のやさしさに、気付くこともある。 

急いで、人の世のやさしさに出逢うことは稀だ。 


下りでは急ぐな、と階段は教える。 

急いで、良いことは一つもないと。 


                       (風の大地より) 

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