人生という名の遊び場で、いま、ここを活かされ、すてきに活きる

時代の本質をとらえた、心に残るすてきなメッセージ[構想、視点、こころ]と、新たな気付きをあなたに届けます。みずみずしく、活き活きとした、すてきな旬(ときめき)を一緒に探しにいきましょう。      ◆◇たきがみ博士が選ぶ”すてきなメッセージ”のおすそわけ◇◆

2012/08

本(電子書籍)を作成しました。 

 ◇いまここをすてきに活きる 
  ・すてきに活きる 
  ・経験価値の創出力を高める





 ◇お客さま期待に応え続ける経営 
  ・企業品質イノベーション 



日本でガンになった人に、「何もしないというのも選択肢」といえば呆れて怒り出すかも知れません。 

ところが、ガンが見つかっても何もしないというのは、ごく当たり前の主要な選択肢なのです。 
それどころか、「ガンはうかつに治療するな」はごく一般的選択肢のひとつです。 
とくに前立腺癌はほおって置いても害がないから、何もしない、何もする必要がないという見方が、主要な選択肢なのです。前立腺癌を放置しても、どうもならないことが海外ではわかっているからです。普通に最後まで生活できるのです。 

解剖してみると、50代以降では40%以上の男性が気づいていなかっただけで前立腺癌だったのです。 
前立腺に限らず、文明人なら体のどこかにガンがあるのが当たり前であり、放置しても何も起きません。だから、慌てる必要はないのです。 

日本では、手術をして、さらに抗ガン剤も打つなど、海外から見れば異常な治療を繰り返しています。 
カナダでは、抗ガン剤と手術の両方をするのはたったの3%であり、三大治療全部やるのはもっと少ないのです。そもそも3つとも全部やると言うことが、海外の常識からすれば、とんでもないことなのです。 

日本の病院の医師は、現在の治療では、抗ガン剤、放射線、手術がベストだといいます。 そして、100%、医者は患者を抗ガン剤漬け、放射線漬け、手術漬けにしていきます。 

スウェーデンで、早期前立腺ガンの患者223人を『まったく治療せず』、10年間経過をみた結果、その間に124人が死亡しました。 
しかし、ガン死だったのは、わずか19人(8.5%)。よって、研究者たちは「手術による前立腺全摘は標準的治療とはいえない」と結論付けています。 

日本では、前立腺ガンで病院を訪ねると例外なく切られる、あるいは放射線を浴びせられる。 
しかし、スウェーデンの医師たちはこれらの治療を「必要ない」という。だから、スウェーデンの前立腺ガン治療は「何もしない」で様子をみるだけなのです。 

肺ガンも同じです。 
日本では、ほぼ100%抗ガン剤を盛られ、放射線をあてられ、手術で切られます。 
ところが、カナダでもっとも多い治療法は『何もしない』なのです。なんと「無治療」22%。 
最近の研究では「何もしない患者が、もっとも治りやすいことがわかってきたという。手術したのは、たったの6%。抗ガン剤はなんと5%、「抗ガン剤」と「手術」をしたのは3%。 

 ◇がんは切ればなおるのか  近藤誠著 新潮社

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癌の治療には手術が最善、という常識は作られた「神話」かもしれない。実際のケースを取り上げながら、術後の合併症・後遺症に始まる様々な問題点を指摘。疑問や不安に分かりやすく答える、癌との正しい付き合い方。 


◇がん放置療法のすすめ―患者150人の証言  近藤誠著 文春新書 

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ほとんどの人は癌を見つけたらすぐに治療を始めるが、著者は慌てて治療を始める不利益を説く。放置しても癌が転移せず、大きくもならない人が多数いるからだ。放置している患者さんたちの証言は、従来の「たちまち増大し転移する」という癌のイメージを覆す。 


 ◇大往生したけりゃ医療とかかわるな  中村 仁一著 幻冬舎新書 
   - 死ぬのは「がん」に限る、ただし、治療はせずに 

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         第3章:がんは完全放置すれば痛まない 
           - 死ぬのはがんに限る 
           - がんはどこまで予防できるか 
           - 「がん検診」は必要か           
           - がんはあの世からの“お迎えの使者” 
           - 「早期発見の不幸」「手遅れの幸せ」 
           - 「がん」で死ぬんじゃないよ、「がんの治療」で死ぬんだよ 
           - 余命2,3ヶ月が1年になった自然死の例 
           - 手遅れのがんでも苦痛なしに死ねる 
           - 医者にかからずに死ぬと「不審死」になる 
           - ホスピスは“尻拭い施設” 
           - がんにも“老衰死”コースあり 
           - 安易に「心のケア」をいいすぎないか 

 
◇「がん細胞との共生」は「撲滅」より効果的 
がんを1度に全滅させようとするのは、薬剤耐性細胞の増殖を促すことになる。あえて腫瘍を長期の膠着状態に持ち込むほうがうまく行く可能性がある。 

がんとの闘いに用いられる武器は、化学療法、放射線治療、ナノテクノロジーとさまざまだが、戦略の根本は常に同じだ――「見つけ次第破壊せよ、殺し屋には歩み寄りの余地なし」。だがRobert Gatenby氏は、平和的な解決を望んでいる。 

モフィットがんセンターのRobert Gatenby氏は、がんを動的に進化していくシステムとして捉える、新世代の研究者の1人だ。 

Gatenby氏は、数理腫瘍学(mathematical oncology)を専門としている。同氏のモデルによると、がんを1度に全滅させようとするのは、薬剤耐性細胞の増殖を促すことになり、がんを却って手強いものにしてしまう。がんとの闘いでは、医師はがん細胞を1つ残らず殲滅させようとするよりも、あえて腫瘍を長期の膠着状態に持ち込む方がうまく行く可能性がある、と同氏は語る。 

細菌の細胞は、われわれ哺乳類の通常の細胞とは根本的に違います。細菌にのみ働きかけ、われわれの細胞には悪さをしないものを探し出すのは、正常の細胞と正常でない細胞を区別して働きかけるものを探し出すより、ずっと容易です。 

また細菌は一般的に、抗生物質に対してきわめて敏感で、薬剤耐性を獲得するといっても、それは長期間をかけてのことです。腫瘍細胞の場合、薬剤に対する反応はそのような敏感さには遠く及ばず、また治療への反応の仕方もずっと多様です。治療を始めてもいないうちから、さまざまな耐性のあらわれを目撃することになります。 

薬剤に耐性のある細胞は、その耐性メカニズムを維持するためにエネルギーを使っています。薬剤を投与する以前からそうなのです。こういった細胞は、自身の維持にエネルギーをとられて、自身を増殖させるためのエネルギーが不足しており、数も少数です。しかし、大量に薬剤を投与するとこのバランスが大きく変わります。対抗していた細胞を死滅させ、耐性のある細胞が増えていってしまうのです。 

侵入生物に対する人間の対応を、がん治療にも当てはめて考えることができます。例えば害虫に対応するには、殺虫剤に耐性のある害虫が支配的勢力となるのを防ぐために、農地の4分の3に殺虫剤を撒き、残りの4分の1は放っておくという方法をとります。殺虫剤散布の後も、この区画では殺虫剤に耐性のない害虫が生き残り、やがて農地全体に広がっていくからです。 

殺虫剤を農地全体に撒いてしまうのと同じようなことを、われわれは現在、がんに対してしています。害虫を1度に駆除したいのは誰しも同じですが、それができないのならば――襲来のたびに対応して、耐性を付けさせてしまっているのならば――別の戦略を試すべきです。これに代わる方法は、害虫が作物に被害を及ぼさない程度に数を減らす努力をしつつも、害虫が農地に居座り続ける事実を受け入れることです。これこそがまさに、私ががんについて言っていることです。 

投与する薬剤の量を一定にするのではなく、腫瘍の大きさを一定に保つべきです。大局的な目標は、腫瘍を安定した状態に保つことです。このことを念頭に置いて、薬剤やその投与量、投与の時期を、絶えず変更するべきです。 

マウスの卵巣がんを例にとると、きわめて大量の薬剤を投与した場合、腫瘍が消滅するので、完治できたように見えます。しかし数週間後には再発し、マウスを死に至らしめます。これが一般的な成り行きです。 

われわれは、薬剤の量を減らし、必要な時だけ投与しました。これにより、腫瘍を安定した状態に保ち、マウスをいつまでも生かしておくことができました。 


◇がん休眠療法で、がんと共存・継続治療をはかる
 
       金沢大学がん研究所腫瘍外科 助教授  高橋 豊 氏 

がん治療に関して、金沢大学がん研究所腫瘍外科の高橋豊助教授は、現在のような治療法ではなく、低容量の抗がん剤投与で、がんとの共存をはかり、継続治療を行うことがベストと説く。現在の抗がん剤治療の問題点について高橋氏にうかがった。 
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----先生のがん治療に対する理念について 
無理にがんを消そうとするのではなく、がんをコントロールしていく 

高橋: これまで、がん治療の世界はがんを消そうという発想しかありませんでした。しかし、消そうとしても消せませんので、小さくすることを目標にしてきました。ともかく、小さくしないと延命はしないということが大原則になってしまいました。しかし、ここに大きな間違いがありました。私が掲げているのは、もう一つの戦略、それが共存です。がんと共存し、がんの増殖をくい止め、延命をはかるということです。 

これまで、がんを消滅させるには、小さくするしかないと思い込んできました。しかし、少しくらい小さくしてもあまり意味がありません。 

がんをテロにたとえると、一部のテロを無くしても、この世からテロが消えるわけではありません。それと同じで、きりがありません。ですからそれと全く違う発想で、テロリストがいてもテロを起こさないようにすればいいという戦略で、がんを考えなくてはいけないということです。 

例えば糖尿病とか、喘息とか肝炎とかいろいろな病気がありますが、全て治そうというのではなくて、コントロールしていこう、うまく共存していこうという発想です。 

実は多くの病気がそうなんです。もともと、ヒポクラテスが言っていたのは「病気を悪くしないことが医者の役割」ということでした。18、9世紀に抗生物質が登場して、肺炎や細菌性の病気を治しましたので何でも治ると思い込んでしまいました。それで、がん治療も同じような感じでやろうとしたわけです。実際に白血病なんかも成功しましたからね。それと同じような発想できているわけですが、それが大きな間違いなのです。 

---先生は96年頃から、休眠療法を提唱されていますが、反響は 

今の抗がん剤治療は間違い。継続治療ができない。 

高橋:私は抗癌剤治療を変えたいと思っています。今の抗がん剤治療は間違いだと思っています。抗がん剤治療を正しくするというのが、私の目標です。 

これについて、多くの研究者や医者は理解してくださいましたが、抗がん剤の専門家はまだまだ難しいです。抗がん剤の専門家は抗がん剤の投与システムをこの50年くらいで確立し、そのシステムの中ですべてのことが行われています。私の治療戦略とその方法論は、そのシステムの中では異端と扱われることになるからです。 

今の抗がん剤の治療法で問題点が二つあります。一つは継続できないことです。患者さんが苦しいとか危険ということで継続できないということ。もう一つは個人差を全く無視しているということです。 

私が、がん患者さんの生存期間について理論的に解明してきたことは、これまではがんの縮小化しか延命が得られないといわれてきました。しかし、そうではなくて、どれだけ多くのがんを消すかということと、どれだけ長く治療を継続できるかという二つの因子から延命期間が決まるということです。 

現在のがん治療はどれだけ多くのがんを消すかということしか考えていません。どれだけ治療を継続できるかということを全く考えていません。私はこの二つをバランスよく考える必要があるといっているわけです。 

休眠療法の特徴は、一言でいうと「継続」です。治療が継続できなければ、十分な延命は得られません。決してがんを小さくしなくてもいいというわけではありません。小さくならなくてもいいから、治療を長く続けることが大切ということです。継続こそが目的なのです。ここが非常に重要なポイントです。 

抗がん剤はがんに効く薬ではなく、がんにも効く薬 

抗がん剤は抗がんという名前からがんに効くような気がしますね。ですが、正確にいうと、がんにも効く薬で、増殖する細胞は全て傷害させます。副作用という表現がありますね。あれは正常細胞の障害であり、効果というのががん細胞に対する障害です。ですから抗がん剤もたくさん使えばがんを全部殺せます。ただ、その前に人間が死んじゃいます。

ですからがんを消すのに十分な量というわけではないのです。恐らく今の10倍くらいないとダメです。それは、はじめからわかっているのです。 

はじめから消せないのがわかっているのに、無理やり人間の限界の量を与えて少しでも小さくしようとしているのが今の抗がん剤治療です。それに対して私は無理に小さくしなくていいから、継続を大事にしましょうといっているわけです。 

今の抗がん剤治療は個人差を全く無視している 

今の抗がん剤は副作用がグレード0から5までです。0はなしで5は死亡です。今、だいたい3から4を目指した抗がん剤治療が行われています。人の死なない限界です。これに対し私は1,2を目指すべきだといっています。 

ただ、人によって1,2は違います。わかりやすい例でいうとアルコールです。アルコールは人によって飲める量が違います。なぜかというと、人によりアルコールの分解酵素の量が違うからです。分解酵素の多い人はたくさん飲めます。少ない人は多くは飲めません。 

このアルコール分解酵素が多い少ないは遺伝子で決められます。抗がん剤もこれと同じようなことがわかっています。今の抗がん剤治療はこの個人差を全く無視しています。ですから、私は個々人の量で抗がん剤治療をしてはいかがですかということをいっているわけです。 

抗がん剤は安全域の狭い薬。投与量をよく考えないといけない 

私の抗がん剤治療の3つの基本方針は一つが継続ですが、二番目が指標を置くということです。それが副作用のグレード1,2ということです。抗生物質をのむ時、皆さんだいたい3錠くらいのみますね。しかしインシュリンを投与する時は、それぞれの血糖値を見ながらやりますよね。この違いは何かというと、安全域が狭いか広いかということです。 

抗生物質は安全域が広いです。だいたい3錠飲めば効果も出ますし副作用も出ません。インシュリンは安全域が狭いですから血糖値をみて投与します。抗がん剤はどうかといいますと、これほど安全域の狭い薬はありません。ですから指標を置くと安全なのです。 

3番目が個人差を考えるということです。よく抗がん剤はテーラーメイドとかオーダーメイドといいます。あれはだいたい抗がん剤の種類をいっています。しかし、種類も大事ですが、その前に量をよく考えないといけません。 

抗がん剤そのものではなく、抗がん剤の投与量に問題 

抗がん剤には苦しいとか恐いというイメージがあります。あれは抗がん剤のせいではなくて、投与量のせいなのです。たとえばウヲッカというお酒はアルコールが強いので恐いというイメージがありますね。それを、コップ一杯飲むと思うからそんな感じを受けるわけで、量さえ変えればなんでもないわけです。つまり、量を論じないのでは、やさしい抗がん剤、恐い抗がん剤といったものはないわけで、ここが大きなポイントです。 

ビール1杯でちょうどいい人と、ビール5杯飲んでちょうどいい人といますね。そういった感じの治療をしましょうということです。 

---機能性食品についてのお考えは。 

高橋:機能性食品といっても幅広いですが、だいたい免疫関係ですね。ですから機能性食品を考える前に免疫とは一体何なのかということを考えなくてはいけないと思います。抗がん剤を低容量にして、そこに免疫製剤を加えると加えないよりいいというデータが出ています。これはかなりレベルの高い医学雑誌に紹介されています。 

免疫製剤を用いると、抗がん剤で免疫を落とすことを防げます。ただ、私は免疫療法だけでいいとは全く思ってはいません。ですが、免疫が落ちることはやはりよくありません。ですから、抗がん剤を使う時に一緒に、そうした免疫製剤を使うことはそれなりにいいことではないかと思います。 

がん予防やがん治療との併用に機能性食品の役割 

抗がん剤を少しづつ使うとか、機能性食品を使うという話は全てがん治療を継続するということが前提にあるのです。抗がん剤の効果を100とすると、1ケ月かける100で100ですね。機能性食品の効果を1とすると100ケ月で100になります。そうすると効果は同じはずなんです。 

抗がん剤の効き目が100としますと、私の投与方法ですと50,60にしかならないかも知れませんが、治療が継続出来る分、100より高くなる可能性があります。延命を目指すがん治療ということでは、このほうが、結果的にいいと思われます。 

ですから、私の言っているがんの治療法に機能性食品を加えることは意味のあることではないかと思います。別の面から見れば、こういった免疫を上げることが、抗癌剤を継続させることに寄与する可能性もあると思われます。 

よくタバコを吸っている人に肺がんになりやすいといいますが、それは、タバコを吸うことで、本当はもっと高齢になってから発生する予定だったのに、50歳で肺がんになるように早めているわけです。その50歳でできる肺がんを70,80歳に遅らせるものが、機能性食品と考えればいいわけです。悪いものを中和するとか、活性酸素を中和するとか、機能性食品にはそういう機能があるわけですから。 

がんに勝とうとするより、負けないようにする 

それから、日頃の食品でがんを予防するという研究も米国で盛んです。医食同源ですからね。例えば米国のある地方でがんが非常に少ないので調べたところ、土壌にカリウムが多かったという話があります。水にカリウムが多いからナトリウム(過剰摂取すると癌になりやすい)と中和していたというわけです。 

それから、アフリカの人がものすごく大腸がんになりにくいという話がありますが、アフリカの人は繊維質をたくさん摂っているから便はものすごく多い。その辺から、大腸がんの頻度と肉を食べる量は相関し、それを繊維質が予防することもわかってきました。 

がんを消すという発想ではなくて、それをずっと保つ、要するに微小なものというのはあっても全くかまわないわけです。ずっと置いて、それで死んでしまえば、再発しませんでしたということになるわけです。引き分けに持ち込めばいいわけです。勝とうとするのではなくて、負けないようにするということです。強い敵と当たった時の極意は、勝とうとするのではなく、負けないようにする戦略です。 


◇医者が本当に教えたい癌対策
 
現代のがん治療はいわゆる三大治療、すなわち手術、抗がん剤治療、放射線治療が柱となっていますが、その有効性は初期段階のがんに限られており、末期のがんに対しては、はなはだ無力と言わざるを得ません。そして、手の施しようがなくなったがん患者は、いわゆる大病院と呼ばれる病院を追い出され、「がん難民」状態になることがしばしばです。 

最後まで諦めずに希望を持って治療を受けたい、だけれども病院ではもう何もすることがないと言われます。せいぜい「あとは好きなことをして過ごして下さい」と、体のいい断りを言い渡され、どこにも頼ることができずに、残念な最期を迎える患者さんがどれほど多くいることでしょう。 

末期のがんであっても、最後まで諦めないで闘うことができる、そして奇跡とも思える感動的な勝利を事実としてつかむことができる治療があります。私高原は、免疫療法と精神療法を軸に、患者さん一人ひとりの体質と病状に合わせた個人医療を実施することで、がんに打ち克つことを目指してまいります。 

がんの治療は、「がん体質」になりそうな段階、あるいはなってしまった体質を改善し、体内の総合免疫力を上昇させることが何より肝心です。 

免疫抵抗力を低下させ、がんやウイルスに対して劣勢な状態をもたらす原因はさまざまですが、その80%が、気力の低下によるといっても過言ではありません。 

免疫療法の中で、一般に知られる四つの療法(経口内服、点滴・注射、物理的療法、食事療法)に負けずとも劣らない効果を発揮するのが、精神療法です。明るく前向きな精神状態は、免疫力をアップさせ、健康を増進させます。反対に、暗く否定的な精神状態は、免疫力をダウンさせ、病気につながりやすいということです。 

体を物質としての側面からしか扱わない通常医療に浸りきった医師たちから見れば、精神療法には疑問を感じざるをえないでしょう。しかし、人間には体のほかに心があるではありませんか。 

想像してください。いくらやさしい言葉をかけられようと、ていねいな挨拶状をいただこうと、そこに心がなかったらただの音声であり紙切れにすぎません。うれしくなったり、気分そう快になるのは、相手が心からそう思ってかけたり書いたりしたものだからではないでしょうか。医療だって、しかり。ハイテクニックな技法で手術し、高価な薬を用いれば、その病気は改善するかもしれません。しかし、それは一時的な現象にすぎません。やがて、また別な病気に苦しむことになりがちです。長い目で見て、本当の健康を得るには、心と体の両方をケアする必要があります。 

例えば、仕事などに夢中になって、緊張した時間が続いているようなときには、人は案外カゼなどの病気にはなりにくいものです。反対に緊張から解放されて一段落したとき、思わぬ異変に見舞われることがあります。こうしたことは多くの人が体験していることではないでしょうか。 

緊張しているときは、気力が高まり、体の血液循環もよくなっています。細菌やウイルスから体を守るマクロファージ、キラーTリンパ球、サプレッサーTリンパ球、NK細胞、多核白血球などの白血球群の活性度も高くなります。その結果、カゼの原因である細菌やウイルスを抑え込んでいるから元気でいられるのです。体の免疫抵抗力が活発に働いていれば、いかに細菌やウイルスが発生しても、カゼにはなりません。これは、がんにも言えます。免疫抵抗力が優勢であれば、がん細胞が発生しても、抑え込み撃退してしまうので一大事とはならないのです。 

一言で言えば、病気になるということは、免疫抵抗力が低下してがん細胞やウイルスなどの異物に対して、劣勢になっている状態ということができます。そして免疫抵抗力を低下させ、異物に対して劣勢な状態をもたらす原因の80%が、気力の低下によるといっても過言ではありません。 
 

豊島逸夫さんからいただいたすてきなお話を紹介します。 

アイルランドの閑散とした都市での話。 
雨が降り、人どおりも少なかった。経済は厳しい。みんな借金だらけだ。誰かにカネを借りている状況。 

そんなある日、恰幅の良い旅行者が通りかかり、とあるホテルに寄った。 
100ユーロ紙幣をカウンターに置いて"今夜泊まるのに適当な部屋があるか検討したいので階上の部屋を見せてくれないか"。 

ホテルのオーナーは部屋のキーを幾つか選んで渡し、旅行者が階上に行くや、100ユーロ紙幣を掴み隣の肉屋のツケを払うために走った。 
受け取った肉屋は、直ぐに養豚業者に走り、滞っていた支払を済ませた。 
その100ユーロ札を受け取るや、養豚業者は餌と燃料の販売業者(農協)に走り、溜まった請求を払った。 
農協の人は、直ちに、近くの飲み屋でツケを払った。 
その飲み屋のオヤジは、丁度店で酒を飲んでいた馴染みの売春婦に以前から"ツケ"で楽しませてもらっていたので、その支払を済ませた。 
そのお姐さんはホテルのカウンターに行き、先日のホテル部屋代を支払った。 

それを受け取ったホテルのオーナーは、何事もなかったかのようにカウンターの上に100ユーロ紙幣を戻して置いた。 
恰幅の良い旅行者は何も気がつかず"気に行った部屋がない"と去っていった。 

誰も何も生産したわけではない、誰も汗水流して働いたわけでもない。 
でも街全体が借金から解放され、未来に向けて再出発することになった。 

これが"景気刺激策"の効果なのだろう。 


 Sight from Sight Systems on Vimeo.



Project Glass 
グーグルの「Project Glass」と名付けられた、眼鏡のように装着するディスプレイが、ニューヨークで開催されているファッション・ウイークのダイアン・フォン・ファステンバーグのショーでデビューしました。(20120911) 

        120911

グーグルのこの拡張現実(=ARオーグメンテッド・リアリティ)ゴーグルは、スマートフォンのユーザーが携帯のディスプレイを覗き込む代わりに、そこに表示される情報の殆どを眼鏡の内側に投影しようという試みです。. 






近年、日本企業が大きな影響を受けたグローバル資本主義。 
しかし、世界中がグローバル資本主義と呼ばれる同じ資本主義で統一されたわけではない。むしろ、中国やヨーロッパでは多様な資本主義が生まれている。 
一方、欧米で広がる企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)や、社会起業家(Social Entrepreneur)の潮流。しかし、それはいずれも、日本型資本主義と日本型経営の根本にあった精神であり、価値観。 

日本においては、多くの人々が世のため、人のためと語り、働くとは傍(はた)を楽(らく)にすることであるとの労働観や、道を究めることを人生の目的とした職業観が、深く根を生やしてきた。 
それゆえ、日本型資本主義は単に利益さえ上がれば良いとするグローバル資本主義とは異なった成熟した資本主義であった。 

いま気づくべきは、この日本という国にある深みある精神や思想、文化。その素晴らしさに気がついたとき、日本型資本主義と日本型経営の新たな再生が始まるだろう。 
働くことの意味、企業というものの意味を、深く考えさせてくれる。 

日本は、これまで表面化してこなかった多くの対立軸が明らかになってくる。
・都市 VS 地方 
・若者 VS 老人 
・強者 VS 弱者 

国家の存亡が掛かった時、従来の政策の延長線上では、地方、老人、弱者が必ず犠牲になる。 
そこで、都市、若者、強者の発展ビジョンだけでなく、地方、老人、弱者のビジョンを示す必要があるのです。 

もっと、地方の魅力を語れる政党は、 
もっと、老人のパワーを引き出せる政党は、 
もっと、弱者の自立を支援出来る政党は。 

自給社会がかろうじて成り立っている地方の自立と再生に、これからを構想する鍵が隠されているのではないか。 
65歳は、都会では老人ですが、地方では若者です。そして、月収10万では都会で生活できないが、地方では精神的にも豊かに生活できる。 

単なる財源移譲の地方分権ではなく、地方の秘めた力を活かした日本再生ビジョンを語れる政党が現れることを期待する。 


あるメキシコの田舎町、海岸沿いに小さなボートが停泊していた。 

メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも活きがいい。 

それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらい、漁をしていたの」と。 

すると漁師は、「そんなに長い時間じゃないよ」 

旅行者が、「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ、」 と言うと、 
漁師いわく、「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だ」と、 

「それじゃ、あまった時間で何をするの」 と旅行者が聞くと、 

漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 

夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって... ああ、これでもう一日終わりだね」 

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。 

「ハーバード・ビジネス・スクールで、MBA(経営博士)を取得した人間として、君にアドバイスしよう。 

いいかい、君は毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。 

その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。 

そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。 

その頃には君はこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。 

きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ。」 

漁師は尋ねた、「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」 

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」 

「それからどうなるの」 

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」 と旅行者はにんまりと笑い、 
「今度は株を売却して、君は億万長者になるのさ」 

「それで?」 

「そうしたら引退して、 
海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 
日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、 
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 」 

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