人生という名の遊び場で、いま、ここを活かされ、すてきに活きる

時代の本質をとらえた、心に残るすてきなメッセージ[構想、視点、こころ]と、新たな気付きをあなたに届けます。みずみずしく、活き活きとした、すてきな旬(ときめき)を一緒に探しにいきましょう。      ◆◇たきがみ博士が選ぶ”すてきなメッセージ”のおすそわけ◇◆

2014/09

「患者リテラシー」の有無で、健康寿命は決まる

 漫然と大病院に行き、漫然と薬を常用する「自立できないおいしい患者」は「ダメ医者」を太らせ、病気とも縁が切れないという。

岡本先生は、がん患者同士の情報交換や治療へのアドバイスを行うウェブサイト「e-クリニック」を運営されて12年になります。患者の自立度が治療結果を大きく左右すると以前から強調されています。患者の自立というのは、どういうことですか。

岡本:病気が治るというのは、医者が治すんじゃないんです。自分で治すという意志がないと治りません。患者自身が、何が正しく何が必要かを見極めていく力をつけることが一番大事です。それが自立です。

 医者というのは本来、活用するための存在なんです。医者の限界とか守備範囲を知って、患者がある程度対等にならないと活用できません。コンピューターと一緒です。いくら素晴らしくても使い方が分からなかったら使えないし、そもそも万能でもないでしょ。

近著の『医者が教える 本当に病気を治す医者の選び方』(アスコム)では、「ダメな医者」の見極め方をかなり赤裸々に解説しておられます。
 特にドキッとしたのが「あなたはダメ医者にとって『おいしい患者』になっていないか?」というくだりでした。私の母は70代ですが、同世代の知人が10人集まるとそのうち8人は高血圧か高脂血症の薬を常に飲んでいて、薬なしで生活している高齢者はかなり少数派のようです。

岡本:高血圧とか高脂血症、糖尿病など、いわゆる生活習慣病は本来は医者がいなくても自分で治せるんです。なのに、ずっと途切れずに通院してくれて、薬だの検査だのをずっと続けてくれるから医者にとっては実においしい患者なんです。

 薬というのは一時の症状を抑え込むにはよいけど、それは病気が治ってるわけではないです。根本的な解決ではなく、問題を先延ばししてるだけ。本来、高血圧の薬をずっと飲みなさいと医者から言われた時に、違和感を感じるというのが患者の自立ということだと思います。なんかおかしいなと。

日本の場合、患者が自立していないのをいいことに、医者が儲け続ける…。

岡本:社会全体がそういう方向になってしまってるので。必ずしもすべての医者がそれでいいと考えているわけではないでしょうが。

自立していないおいしい患者は高齢者に多いのかもしれませんが、ビジネスパーソンはどうでしょうか。特に現在の40代以下の人は若い頃からパソコンとインターネットを使っているので、情報収集能力の高い人は多いと思いますが。

岡本:情報収集よりも、大事なのは情報を取捨選択する力です。何が正しいか正しくないかという、見極めの力を持っているかどうか。

 例えば日本人ってダイエットの情報が好きですよね。最近だと糖質制限ダイエットなど、はまっている人は多いですね。でも、それを長く続けたらどうなるのかなと、それで健康になれるのかなと疑問に思うのが、リテラシーであり自立だと思うんですよ。

「炭水化物を摂らないと、脂肪が燃えて痩せる」という説明で納得していましたが。

岡本:だとすると、人間の体は炭水化物を必要としないように進化しているはずですが、そうじゃないでしょう。

 基本的に、極端なところに真実はないと思います。生物の体というのは曖昧にできているので、糖を全く摂らないとか、不自然な極端なことをして健康になれるはずがない。自然から離れすぎると体に悪いんじゃないかと考えるのがリテラシーでしょう。薬も同じです。一時しのぎに使うのはよいけど、常用すると寿命を縮めます。
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私たちは心に響くものを感じた時、涙を流します。

その涙は、この地球上にあるどんな宝石も美しいものです。

嬉しい時、その喜びの涙や、
悲しい時、その悲しみの涙を、
共に流してくれてる友がいることは、人生で最高の幸せです。

その友の存在は、心を豊かにしてくれます。
心の財産を増やしてくれるのです。


もし、あなたが今、
そのような友が欲しいなら方法は簡単です。

あなたが、その人の友となることです。

あなたが、共に涙を流してあげることです。

心の涙で、いいのです。

その人のところに行き、共感してあげることなのです。

友がいれば、悲しみは半分になり、喜びは2倍に、
あなたを必要としている人が、あなたを待っています。


本当の財産とは、
あなたがすべてを失っても、あなたの心に残っているもの。

心の財産は、お金では手に入らない。

心の財産とは、あなたの心友。

心の財産とは、あなたの情熱。


1分で感動から転載

文ちゃん

先達は田端の方へお手紙をありがとう。(中略)

会って、話をする事もないけど、唯まあ会って、一緒にいたいのです。

へんですかね。

どうもへんだけれど、そんな気がするのです。

笑っちゃいけません。

それからまだ妙なのは、文ちゃんの顔を想像する時、いつも想像に浮ぶ顔が一つ決まっている事です。

どんな顔と云って云いようがありませんが、まあ微笑している顔ですね。(略)

僕は時々その顔を想像にうかべます。

そうして文ちゃんの事を苦しい程強く思ひ出します。

そんな時は、苦しくつても幸福です。

ボクはすべて幸福な時に、一番不幸な事を考へます。

そうして万一不幸になった時の心の訓練をやって見ます。

その一つは文ちゃんがボクの所へ来なくなる事ですよ。(中略)

もう遅いから(午前一時)、やめます。

文ちゃんはもう寝ているでしょう。

寝ているのが見えるような気がします。

もしそこにボクがいたら、いい夢を見るおまじないに、そうっとまぶたの上を撫でてあげます。

以上

十月八日夜 芥川龍之介

塚本文子様


ラブレター


 

あなたは、自分の仕事を心から楽しんでいますか。

脳の集中とリラックスを両立させた楽しんでいる状態、フロー状態をつくることが、業績を改善する方法です。


どのようにすれば、自分の仕事を心から楽しむことができるでしょうか。

どんなに自分の時間を費やしても、遊びのように感じる仕事は何でしょうか。


成功する人は、常に練習を怠りません。

それは、心から楽しむことをしなければ継続できないことです。

自分が取り組んでいることが、どのように広がり、どんな影響を生むのか、イメージしてみましょう。

みんなが喜ぶ姿、自分が感謝の気持ちに溢れる瞬間を想像してみましょう。


ワクワクした気持ちで楽しむことを、練習しましょう。

人並み以上の成功を収める人は、人よりちょっとだけ余分に練習をしています。


それは、人より楽しむことが上手い人なのです。

プラスαの努力ができる人が、真の成功をつかみます。


1分で感動 から転載
 

起業するなら哲学を

 起業をしたい子には、ビジネス本では無く、宗教や哲学本をお勧めするなあ。経営は結局のところ、他人や自分の心とどう向き合うか、が大半だから。
宗教は最古の組織体でもある訳だしね。後は社会学本もお勧めかな。

起業とは、社会や時代という大きな物語の中に、自分の物語を重ねることだから。

哲学や宗教本には別に答えなんて何も書いてないよ。
何かやりたいけど何をしたら良いのかわからない、なんて子は、自分自身の物語が欠如していると思う。

自分が起業などしなくても回るこの世の中で、あえて何かをやる意味や自分とは何かを考え物語を再構築する。
そして宗教ではなく自身の物語を信仰する。


かつて宗教を信仰し信仰対象を絶対化することで、人は死や悩みや理不尽な事を相対化させ乗り越えてきた訳だけど、起業とは自身の物語にそれを求めることなんだと思う。

即ち、コンプレックスや過去の辛い出来事を自分の物語の中で相対化させることで、その人だからこそやる意義のある事業が生まれる。


絶対化するもので言うと例えば就活なんかもそうで、あれは一種の信仰であり宗教だよね。
だから内定が取れずに死を選んでしまったり、就活をしない人を排除してしまう。
放射能も、排外主義も同じ様に思う。
他に信仰を求めることは悪いことでは無いが、絶対化する対象を間違えてはダメだ。


自身の人生を物語にして自ら信仰することで、コンプレックスや悩みや過去の辛い出来事を相対化させてしまおう。
そしてその替えがきかない自分だけの物語こそが、自分が何かをやる時の意義になり、共感する人を仲間に巻き込む力になる。

起業や表現することって、そういうことだと思う。

いじめ、家庭環境、就活、ニート、ブラック、震災。生きてるだけで理不尽なことだらけだよね。
他人が軽く言える問題じゃないが、そのひとつひとつを絶対化させて執着してしまうと、より生き辛くなってしまう。

苦しい作業かもしれないが、それらを自分だけの物語で包み込んで、相対化させてしまおう。


家入かずま

 

人間の可能性について考える時、それは本当に無限であることを知ります。

その人の表面に現れている能力はわずか10%以下。

人は能力を90%も潜在的に眠らせています。

その能力を眠りから覚ませ、引き出してくれるのは、あなたやあなたを大切に思う人の信じる力です。

自分を理解してくれる友や先生やコーチやメンターの言葉が、あなたの中で眠る「巨人」を、目覚めさせてくれるのです。

あなたは目の前にいる人の可能性をどれぐらい信じられますか。

人の可能性を信じる力は、自分の可能性を信じる力に比例します。

まずは、自分を信じる力を鍛えましょう。

あなたが自分を信じていなければ、あなたは誰かを信じることができません。

「信じる」ことが、能力を発揮する最高のレシピなのです。

あなたの人生を変えるその大切な「機会」を、いつでもちゃんと受け取れるように、準備しておきましょう。



才能とは自分を信じる力。

その力は情熱に火をつける。

情熱は可能性を最大に引き出してくれる。

あなたのことを思いっきり信じてみよう。

あなたの可能性を心から信じよう。

あなたの信頼が、あなたの運命を変えてくれる。


1分で感動から転載
 

考える時間を持ちなさい
祈る時間を持ちなさい
笑う時間を持ちなさい

それは力の源
それは地球でもっとも偉大な力
それは魂の音楽


遊ぶ時間を持ちなさい
愛し、愛される時間を持ちなさい
与える時間を持ちなさい

それは永遠につづく若さの秘密
それは神が与えてくれた特権


読書する時間を持ちなさい
親しくなるための時間を持ちなさい
働く時間を持ちなさい

それは知識のわき出る泉
それは幸福へつづく道
それは成功の価値


施しをする時間を持ちなさい

それは天国へと導く鍵


(マザー・テレサ)

不都合な真実

マクロ安定化政策を方向転換すべき時期が到来していると指摘してきた。
日本経済のスラック(弛み)がほぼ解消され、追加財政と金融緩和(それに伴う円安)のメリットはほとんどなくなり、デメリットが大きくなっているからである。

円安による景気刺激効果を重視する人が多いが、円安が進んでも国内生産能力の低下から実質輸出が増えない一方で、円安による輸入物価上昇が家計の実質所得を損なっている。
消費増税後の個人消費の戻りが弱いのは、増税の後遺症だけでなく、円安も影響している。

円安が進めば、実質輸出が増えなくても、輸出企業の業績が改善し株価が上昇するため、効果は大きいという意見もある。
しかし、円安が生産増やそれに伴う雇用者報酬の改善につながっていない以上、輸出企業の業績改善は家計部門の実質購買力を犠牲にしているだけである。

交易条件の悪化を通じた海外への所得移転まで考えると、一国全体ではデメリットの方が大きい。
円安で株価が上昇しているのなら、株価は日本経済の一部を反映しているだけで、一国全体の姿を映す鏡にはなっていないということである。

円安のデメリットが大きいということは、実質円安を助長している日銀の異次元緩和についても、弊害が急速に大きくなっているということだ。
また、財政政策に関して言えば、金融政策以上に大きな弊害が現れている。継続的な追加財政によって、建設労働者不足や資材価格高騰が深刻化し、公共事業の執行が遅れているだけでなく、クラウディングアウト(押し出し)効果で民間建設投資を抑制している。
多くの人の常識に反するが、むしろ公共事業を抑制することが、民間投資を促す状況である。もはや円安は望ましくなく、日銀もテーパリング(異次元緩和の段階的縮小)を検討すべき時期であり、財政については抑制すべき時期に来ている。


アベノミクス開始後、これまで高めの成長が可能だったのは、経済にスラックが残っていたためである。しかし、前述の通りスラックはほぼ解消されたため、ここからはトレンドを大きく超える成長の継続は難しい。

スラックが解消された後に見えてくるのは、日本経済の実力であり、潜在成長率の低さである。筆者の分析では、2010―12年度の潜在成長率は0.3%まで低下している。
心配されるのは、供給能力の限界を認めず、低成長は総需要が弱いからだと考え、さらなる円安、追加緩和、追加財政で対応しようとすることである。

繰り返すが、低成長の原因が供給制約にあるため、それらの政策はいずれも逆効果となる。

潜在成長率の引き上げが急務だが、労働力は減少が始まってすでに15年以上の時間が経過し、民間純資本ストックも09年度以降、全く増えていない。簡単に潜在成長率が高まっていくような状況にはない。

政府は2%の潜在成長率の目標を掲げているが、無謀と言わざるを得ない。今後の純資本ストックや国民純貯蓄の動向を考えると、潜在成長率はそう遠くない段階で、マイナスの領域に入る可能性がある。


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私達にできるのは、
手に入れられるものをそのまま受け取り、
それがそれ以下のものでないことに、感謝することだけです。
                    - マーガレット・ミッチェル


成功するためには、メンタル8割、スキル2割と言われています。

それほど、心の状態が大切であるということですね。

心を豊かにすることこそが成功への鍵。


その豊さは、感謝の気持ちから育まれます。

では、感謝の気持ちはどのようにして生み出せばいいのでしょうか。

それは、受け取ることです。

人生で与えることの大切さは言うまでもありませんが、
受け取ることもとても大事なことなのです。

あなたが相手から何かを与えられたら、それを素直に受け取っていますか。

人から褒められたり、感謝された時、
「いえいえ、とんでもありません・・・」と謙遜していませんか。

相手の立場になれば、それは否定された感じになります。

できれば、「ありがとう!」と心から喜んで受け止めてくれることを、
相手は望んでいるはずです。

毎日の生活の中で考えてみれば、受け取ることは意外にもたくさんあるものです。

まわりの人からの感謝の言葉や、応援、協力などを心から「受け取ること」で、
自信がついたり、自分でも気づいていない隠れた才能を見つける機会となるものです。

素直に受け取り、素直に感謝をする。

その感謝が、今度は相手の感謝へと連鎖していく。

その感謝の連鎖が繰り返されていくことで、人々の心は豊かになり、心の状態はどんどん高くなる。


素直に受け取り、素直に感謝しよう。

あなたの心に自信が宿り、エネルギーが満ち溢れる。

受け取ることも人生の秘訣。


1分で感動から転載
 



  食事を作ってシェアする人と、その食事を食べたい人をマッチング。

 

 

 

    ☆ 食べてください!

          わたしの自慢料理 

 

 

  ・料理 [ワンプレート]

 

  ・参加人数は、先着4名

 

  ・当日のスケジュール

    調理時間  : 60分程度 / 旬(ときめき)亭キッチン

            下拵えが必要な場合は、自宅などで

    料理の味見 : 30分程度

            旬(ときめき)亭のサロンもしくはダイニングで

    懇談    : 2時間 [ホルミシスルーム]

 

  ・参加費は、2,000円 

            

    料理味見料        :1,000円 → 調理者

    ホルミシスルーム(2時間):1,000円 → 旬(ときめき)亭

 

 

  *月1回程度の開催

  *自慢料理の登録時に、開催曜日、時間帯を設定 → 参加者を募集

  *調理者は、参加費不要

  *懇談はホルミシスルームで、5名(参加者4名、調理者1名)が参加

  *旬(ときめき)亭の亭主におすそわけを用意すること → 調理量は6名分

  *ホルミシスルームの定期券所有者が参加する場合は、定期券期日を1日延長

 

 


140909

いつも楽天的でいる人は、はたからみるといつもお気楽で、何も考えていないように思われる。

しかし、
いつも楽天的でいるには意志が必要だが、
悲観的でいるには、その場の状況にただ流されるだけでいい。

考え方や見方において、何の勉強もせず、努力もしなかったら
ほとんどの人は悲観的な人になるはずだ。

一見バカに見えるほどノーテンキで明るい人ほど、
苦労をして楽天的な考え方を身につけている。

「バカは風邪ひかない」の本当の意味。

「お前には苦労がないのか」と言われるくらいの明るく楽天的な生き方をしてみたい。


自分で自分に繰り返し「辛い」「悲しい」「悔しい」「苦しい」「つまらない」と言い聞かせ続けると、
「生きているのがそんなに辛いなら死んじゃいましょう」と
身体自身が反応し、ガン細胞を増殖させ、故障や病気を進行させます。

毎日、
「嬉しい」「楽しい」「面白い」「幸せ」と笑顔で言い続けていたら、
それを言う人、聞く人どちらも、どんどん元気になります。

風邪をひくことが少なくなり、ひいても熱が出にくい、早く治るようになります。

免疫力や基礎体力が、強化されるということです。

「バカは風邪ひかない」という言葉を、
上のようなことを知ったうえで解釈すると全く違う「真実」に気が付くことでしょう。

毎日「楽しい」「嬉しい」と笑顔で、人を憎んだり恨んだりせずに、
言い続けている人は、「お前には苦労がないのか」と言われます。

まさに「バカ」そのものです。

けれども「バカは風邪ひかない」のです。

それが事実であり、真実。

長寿の人に「長生きの秘訣は」と聞くと、必ず言っているのが「くよくよしない」ということ。

毎日「嬉しい」「楽しい」と言い続けていると、
風邪はひかないし、長生きもする(体があまり痛まない)のです。


ある人が怪我をしたときのこと。

リハビリで何度か通ううち、ある先生から「できないことばかり挙げないで、
できることを考えて、挙げてください」といわれたそうです。

「はっとした」といいます。

考えてみたら、
できることのほうが圧倒的に多いのに、「できないことばかりをあげていた」というのです。

「できること」を強化し、延長するようにしたら、
今までと全く違う早さで体が治り始めたとのことでした。

「楽天的に生きる」ことは、体自身の要請でもあるようです。


1分で感動から転載
 

誰もが年をとり、人生の終焉を迎えます。また、これからは益々高齢者として過ごす期間が長くなります。

若くてカラダが丈夫な日々…それはそれで良いのですが、老いていく人生をいかに幸せに生きられるのか。ここに21世紀の幸福を、そして人生を巡る重要な命題があると思うわけです。

幸齢化社会という理想をどこまでも見つめて進んでいきたいものです。

140906
そんな中で、若手とコラボレーションをしながら生涯働く、Granny’s Finestのコンセプトは、キラリと光る原石に見えるわけです。

オランダのニットブランド「Granny’s Finest」は、ニットを編む技術を持ったおばあちゃんと若手デザイナーがコラボレーションしたブランド。

たくさんのおばあちゃんが参加しており、若手のセンスとおばあちゃんのニット技術を融合して、スタイリッシュで温かい製品を作っています。


       

 
*おばあちゃんと若手デザイナーのコラボブランド「Granny’s Finest」が素晴らしい

 

ラッキーに感謝し続ける

ラッキーを既得権と思い、
現状の幸福が自分には当然だと勘違いする前に、そっと離れる。

ラッキーの賞味期限は、まだまだ残っているけど、
それは別の誰かに差し上げ、自分は腹八分目で満足する。

そして、静かな平凡を過ごす。

もしかしたら、次のラッキーが来るかもしれない。

ラッキーをラッキーと感じるには、
それが当然や当たり前ではない、特別の幸運だと感じる謙虚さが必要なのだ。

感じる心がなければ、ラッキーは見えない。
沢山のラッキーが回りに舞っていても。 

『The Defining Decade』  人生は20代で決まる

140904
【20代を無為に過ごすな】
大事な経験(consequential experience)は20代に遭遇しやすい。
30代から40代へと大人になるにつれて、自分の人生を自ら決めることが出来るようになるだろうと思うのは勘違いだ。30代になれば、出会いも減るし、仕事の選択も、ままならなくなる。いまの20代の若者には(今が自分の将来を決定してしまう、大事な時なのだ)という自覚がない。
そのため無為に20代を過ごしてしまい、(こんなはずじゃなかった)と、後で後悔する。「30代が、新しい20代だ」という、すべてを先送りする考えが蔓延している。これではいけない。


【自分という存在を確立せよ】
自分のアイデンティティを確立することが重要だ。
そのためには自分への投資を怠ってはならない。その投資は学歴や資格に向けられるときもあるけれど、それと同じくらい重要なのは、就職面接の際、自分がどんな人間であるかを語る、証拠になるものを自らの経験で得ることである。これは自分探しの旅とは違う。


【20代の時間の貴重さに目覚めよ】
無関心、無気力、流されるような生活を続けていると、社会や家庭といったものから、はぐれてしまった存在に堕落する。
ぐずぐずしてないで、体を使って動き出せ。20代に経験した仕事は、その後のキャリアに大きく影響する。米国国勢調査局の調べではアメリカ人の給与は40代にピークを付け、その後、下降線を辿ることが知られている。労働市場に参入するのが遅れれば、自分が十分出世しないうちにこのピークが来てしまう。20代のときにどれだけ稼いだかは、それ以降のその人の年収を決める決定的なファクターだ。


【あとで挽回しようと思うな】
中年になってから、20代を無為に過ごしたという過去を挽回しようと思っても、挽回できない。
大多数の人はその事実に遅まきながら気付く。居ながらにして(自分の人生をどう計画しようか?)と理詰めで考えても、結果は出ない。結果が出る唯一の方法は、どうすればより良い方向へ行けるか、実地で毎日試してみることだ。


【コネは作れ、そして弱いコネでもフル活用しろ】
「知り合いの知り合い」というような、弱いコネをフルに活用することが、実は最も効果がある。
会社にたまたま出来てしまった「空きのポスト」の半分は、求人広告を出す前に知人、友人、その他のコネを通じて埋められてしまう。コネがなければ、「ひとつ私のために口を利いて頂けますか?」とお願いするのが良い。これはベンジャミン・フランクリンが得意としたやり方だ。人間は、その頼まれごとが大きな負担を強いるものでない限り、たまには他人のために骨を折るのも仕方ないなと考えるものだ。年長者として部下から尊敬される人間ほど、実は面倒見が良い。これは出世する人間は、面倒見の良さが出世に関係することを本能的に悟っているからだ。


【Facebookでウンザリしたら】
20代がFacebookを嫌う理由はFacebookで友達を探そうと思うと、偶然、友達の方が自分より充実した人生を送っていることを発見してしまうからだ。
調査結果によると典型的な20代はFacebookに何かをUPするより、他人のプロフやタイムラインをくまなく点検することに多くの時間を割くことがわかった。その場合、どこかで腹をくくって、自分で人生を決めはじめないと、いつまでも流され続ける。


【伴侶選び】
成功している人間は、大体、自信にあふれているものだ。将来の自分の家族を選ぶ気持ちでデートのパートナーを選べ。そして、その作業には20代前半からとりかかるのが良い。

 
           
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同じ夢抱き共同生活 「未来」シェアする住まいの新形態 

共通の目的や価値観を持つ人が共に暮らすタイプのシェアハウスが人気を集めている。

例えば、起業家予備軍が切磋琢磨したり、外国人との共同生活で英語の上達を目指したり…。同じ価値観の人を募ってシェアハウスを企画するサイトも現れている。

不動産大手の参入も始まった。
シェアハウスに集う生活者は、共同生活に何を求めているのか。

今、東京を中心にシェアハウスが増えている。中でも、コンセプト型と呼ばれる共通の目的や価値観を持つ人が共に暮らすタイプのシェアハウスが人気だ。

2013年末、その一つである「X-garden桜台」を訪問した。ここは、起業家または起業を目指す人が入居し、夢の実現に向かって切磋琢磨することをコンセプトにしている。入居費用には、著名な起業家などのセミナーが含まれており、シェアハウスの管理者が独自にビジネスプランコンテストも開催している。

X-gardenの魅力は、身近に「起業」という同じ夢を持つ人や、実際に起業を成功させた人がいて、いつでも相談できる環境があるということだ。

普段はコ・ワーキングスペースとなっているセミナールームや、広くて気持ちのよい共同のダイニングルームでは、日常的にビジネスアイデアのディスカッションが行われている。互いに事業プランのプレゼンテーションのリハーサルをし合って、プランをブラッシュアップしていくこともできる。入居者の3分の1は実際に起業を達成したそうだ。

新しい居住形態に共通するのは、スペースのシェアで経済性を追求するとか、1人では保有するのが難しいような設備を共有するといった、単なるモノのシェアを超えているということだ。

重視しているのは、同じ夢を持つ人同士の切磋琢磨や助け合い、居心地の良いコミュニティー、さらに自分自身の成長だ。つまり、シェアしているのは、住む人それぞれの「未来」と言っていいかもしれない。

さらに、地域コミュニティーの未来をシェアする試みも始まっている。2013年4月、千代田区神田淡路町にオープンした「ワテラススチューデントハウス」は、地域交流活動をすることを入居条件として、近隣の相場より2~3割安価な家賃設定となっている。

家賃が安い代わりに学生たちは神田祭、千代田区の運動会、夜回りのうちの一つ、さらにボランティアなどのポイント制の地域交流活動に、年間12ポイント以上参加することが義務付けられている。入居面接を経て、まちづくりに興味をもつ学生が集まり、学生のアイデアを活かした地域活性化イベントも開催されているという。

急速に少子高齢化が進む神田地区。常に若い力を呼びこむことで、地域の活力維持を目論んでいるのだ。活動の中から、コミュニティーの未来につながるアイデアも生み出されるかもしれない。


最近、若者の間でソーシャルビジネスに興味を持ち、NPO法人などに就職する例が増えているという。
タイやバングラデシュなど、東南アジアで、現地の雇用を生み出すビジネスを起業する若者も出てきた。

寮を運営するカトリックの修道会は、フィリピンで貧しい青少年を支援する活動をしている。
アジアでの社会貢献を志す人が集まり、フィリピンでのボランティア活動で実地の経験を積みながら、ソーシャルビジネスのアイデアを具現化していくといったことも考えられる。

アジアの未来を共に創っていくのだ。

シェアハウスが、そこに住む人の、あるいは地域コミュニティーの、さらには世界の「未来」をシェアすると考えたとき、共同で住むことの新しい価値を生み出していくことができるのではないだろうか。

(キリン食生活文化研究所所長 太田恵理子)


 

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