人生という名の遊び場で、いま、ここを活かされ、すてきに活きる

時代の本質をとらえた、心に残るすてきなメッセージ[構想、視点、こころ]と、新たな気付きをあなたに届けます。みずみずしく、活き活きとした、すてきな旬(ときめき)を一緒に探しにいきましょう。      ◆◇たきがみ博士が選ぶ”すてきなメッセージ”のおすそわけ◇◆

2016/09



 1995年に、アメリカで行われた
 「バーチャル・リアリティ」の会議に出席したときのことです。

 そこでは、「仮想現実感」と呼ばれる最新技術を利用して、
 様々なスポーツやゲームを「仮想体験」できるマシンが
 展示されていました。

 例えば、実際のテニスやゴルフをしているような体験ができる
 「バーチャル・テニス」や「バーチャル・ゴルフ」。
 そこには、多くの人々が集まって、マシンを試していました。

 しかし、最初は競ってマシンを体験する人々も、
 しばらくすると、飽きて、他へ移っていきます。

 「仮想の体験」は、やはり、
 「現実の体験」に及ばないからです。

 しかし、そうしたマシンの中でも、ひとつだけ、
 飽きないマシンがありました。

 「バーチャル・ビリヤード」です。

 なぜなら、そのマシンは、
 ビリヤードの「球」を突くという体験を提供するものではなく、
 ビリヤードの「球」の立場になり、
 キューで突かれ、弾け回る体験を提供するものだったからです。

 そのマシンを飽きずに楽しむ人々を見たとき、
 ふと、気がつきました。

 我々の最も深い興味を掻き立てるものは、
 「バーチャル・リアリティ」ではなく、
 「リアル・バーチャリティ」、

 現実を精巧に模倣した「仮想的な現実」ではなく、
 現実には体験できない「現実感ある虚構」である。

 そして、そのとき、
 一つの真実に、気がつきました。

 「現実」よりも、深く、豊かなものはなく、

 「虚構」とは、その現実の本質を
 鮮やかに切り出してみせる、手段に他ならない。

 そのことに、気がついたのです。


*田坂広志 2002年12月5日



何も変えないで、人生が変わるわけがない。

なのに、世の中には
自分は何も変えないで、人生を変えようとしている人が多く、

そうでない人の中にも、
変わるためには生活の全てを変えなくてはいけないと思いこみ、
変わること=不安なことだと思っている人がいる。

でも、もしも生き方を仕事にしたかったら、
変えるのはちょっとずつでいい。

毎日リップの色を変えたり、
アイラインの引き方を変えたりと研究すれば
運命のメイクにいつかたどり着く。

それと同じで、最初は自分にしかわからない程度、
ほんのちょっとだけ生活を変えてみて
それを毎日繰り返す。

それが、無理なく心地よく
"生き方を仕事にする"コツだと思う。

変わりたい時、一番やりがちな失敗は
出来ることを増やそうとすること。
でも、出来ることは少なくていいと思う。
むしろ少ないほうがいい。

だからこそ、新しいことを人生に取り入れるよりは
もうすでに自分のやっていることを、
お金にする方法を考えてみてほしい。

まずは仕事以外で自分が一番時間とお金を割いていることを探す。
その時間や額が多ければ多いほどいい。

お金を払ってでもしたいことを
お金を受け取ってできるようになることが、
好きを仕事にするということ。

自分が一番好きなことが無事に分かったら、
その後、考えるべきは
いきなり全てのお金を回収しようと思うのではなくて、
シンプルに、支払っている分の一部を回収する方法。

たとえば旅好きな会社員の知人は
旅メディアのライターを副業でしている。
支払われる原稿料は数千円だけど、
旅先でのランチ代くらいにはなる。

音楽好きの知人は、ライブハウスを借りて
定期的に友人と演奏会を企画している。
まだまだ赤字らしいけど、
一部はチケット代で取り返している。

「ちょっとでも回収出来たら、それでいい」

それくらいの気軽さで始めるから続くのだ。
続かないことは、つらくなる。
続けるために、つらい努力はしない。これが鉄則。

生き方を仕事にしたい人がやるべきこと。
それは、会社を辞めることでも、
資格を取ることでもない。

「好きなことをやる時間を増やす」
「好きなことのためのお金を経費にする」

この2つの方法をとにかく考えて
思いつくことを片っ端から小さく試そう。

ちなみに、私自身も、最近今まで以上に
旅が好きになったから、
旅を経費でするために、
ちょっとした実験を始めてみた。

今後お金になるかどうかはわからないけど、
「なるかも、ならないかも」を
実験することがまた楽しいし、仕事になったら万々歳だ。

尊敬する本田健さんが
「お金を使っていても、払っていても楽しいのが、
仕事にしたいほどの趣味」
と言っていた。

私もいつか仕事にするために、
まずはお金をかけることを楽しもうと思う。


はあちゅう

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