シンプルな人生を送る為に、捨てるべき「7つの習慣」

所有することで、反対に所有されてしまう。

私たちの幸せは、一定の結果や状況、所有物や物事に頼らなくても、そこにあるものだ。
何かに左右されるのではなく、何もないことに満足できてこそ、幸せを実感することが出来る。

身の回りをシンプルにして、空白のある人生を感じること。
物やイベントや小道具やアクセサリー、そして周りにいる人々に深入りし過ぎないでいることができると、ずっとキモチは軽くなる。

シンプルでいることは、自分の周りにある小さな存在をきちんと味わいながら楽しみ、今起こっていることに積極的に自分から関わっていける余裕と機会をあたえてくれる。


1.やりたくない
 
自分が楽しいと思うことをするのはいいことだ、でもやりたいことをやれと言われると、ちょっと面倒くさくなる。
そんなときに簡単にできることは、「やりたくないことをやらない」というコト、無理矢理頑張る必要なんてない。
「いいえ」の一言が大事なのだ。

義務や約束を減らして、最高の出来事が起きた時に反応できる余裕を持っておこう。 


  人生に起こる最高のことは
  いつも予想していなかったときに起きる

  期待していなかったからこそ、最高なのだ 

   エリ・カマロフ



2.期待しすぎる

自分が持ってるものによく注意して目を向けてみると、十分だってことに気づく。
持っていないものばかりに集中してしまったら、ただただ自分を惨めな気分にしてしまうだけだ。

目の前にあるものを噛み締めよう。


3.余分なモノを持つ

空間とは、ものをひとつにまとめられる場所だし、ものをおいておけるところだ。
空間がないといろんなものがそれぞれの上に重なり合ってしまう。

自分の環境から取り除けるものを少し取り除いて、人生にも少しスペースをつくろう。


4.答えのでない悩み

悩むことと、考えることは違う。
どんな結果が出るのかは、結果が出るまで分からない。
わからないことを悩んでも意味がないし、わかっていることを悩んでも意味がない。

目の前のことに本気になれれば、もっともっと好奇心旺盛で想像力豊かな人生になる。


  人生は偶発的、突発的な変化の連続だ
  抵抗するな

  抵抗は悲しみしか生まない
  現実は現実のままにしておきなさい

  そしてそれがどんな道であれ
  物事が自然に前へと流れるようにしなさい
 
   荘子


5.綿密過ぎる計画

考えた通りに物事が運ぶ計画なんてない。自分の願い通りにいくことは絶対にない。

未来はだれにも予測できない。
 
計画を減らせば、自分の思い通りに行ったとき、それが大きな喜びになるし、まるでプレゼントみたいに感じることができる。


  上手な旅人はなんの計画もせず
  どこに辿りつこうとも思っていない

   荘子


6.嘘の常習犯

嘘をつくと、いつまでも真実を胸に秘めて置かなければならなくなる。
本当のことを話せば、そんな余計な悩みがなくなる。

ずっと覚えておかなきゃいけないことが減るだけでなく、自分が本当に思うことを話すことで、自分のありのままの姿を受け入れられるようになる。


  嘘をつくことの本質は
  その言葉ではなく感覚にある
 
   ジョン・ラスキン


7.受け売りの自分

私たちは自分を間違って認識していて、それを自分のアイデンティティと混ぜ合わせている。

がんばって、「なろう」としているのだ。

なにかになる必要はなくて、そこにいるだけで十分だ。

本当のあなたらしさは、あなたじゃないものになろうとしていない時、なんの努力の必要もなしに際立ってくるものだ。