神奈川・黒岩知事が「未病を治す」 超高齢社会に備え宣言

 神奈川県の黒岩祐治知事は、病気になる一歩手前の状態を指す“未病”をなくすための取り組みを柱とした「未病を治すかながわ宣言」を発表した。
宣言では、
 (1)「超高齢社会を幸せに生きるには未病を治すことが大切」という価値観を県民文化として育てる
 (2)未病を治す考え方を学び、社会全体が協力して取り組みを展開する
の2つの理念を提示。

行政や県民、企業などはこの理念に沿って、「食」「運動」「社会参加」の3つの観点から運動を推進していく。

黒岩知事は超高齢社会の進展を受け、
「このままでは医療や介護をはじめ今の社会システムが持ちこたえられなくなるのは明らか」と指摘。

その上で「特定の疾患の予防・治療にとどまらず、心身の状態を整え改善する取り組みを進める」と宣言の意義を説明した。

 ・・・ ヘルスケア・ニューフロンティアの実現に向けて(PDF)



血流の改善で未病を治す
  血流の改善に取り組む (血液の循環を良くする) 
 
デスクワークで座りっ放しの時間が多い、通勤時に階段ではなくエスカレーターを利用、夜更かしが多い、食事が不規則……。 
まずは自分のライフスタイルを振り返ってみて思い当たるような“不摂生”は、大抵、血の巡りを妨げる要因になっています。 
 
冷え、肩こり、腰痛、肌の乾燥、くすみなど血行不良のサインを、自覚している人は多いはず。
冷えや肩こり、くすみなど、血流の悪化による諸症状は、“未病”と呼ばれる状態。
 
血流の悪さは万病のもと。
裏を返せば、血流改善で美も健康も、人生までもが変わります。
 
 <タイプーA>
 新しい血液の生産が間に合わず、血液が不足しがちなひと、血液の量が少ないと
 巡りも低下する。
 
 ・肌が乾燥する
 ・顔色が青白い
 ・貧血気味
 ・抜け毛が多い
 ・目が疲れやすい
 ・つめが割れやすい
 ・冷えがある
 ・睡眠が浅い
 ・手足がしびれやすい
 

 <タイプーB>
 血の流れが滞っている状態で、皮膚や関節、身体のすみずみまで栄養が運ばれず、
 新陳代謝が低下。
 老廃物や余分な水分もたまりやすい。
 
 ・目のしたにくまができやすい
 ・肌荒れしやすい
 ・顔や唇の色が暗い
 ・冷えがある
 ・おへその周りを押すと痛みがある
 ・首から肩がこる
 ・舌や歯茎が紫色っぽい
 ・口がかわきやすい
 

 <タイプーC>
 元気、覇気など、目に見えないエネルギーが足りない状態。
 気は血液を身体全体にめぐらせるため、血液循環の乱れにも影響する。
 
 ・疲れやすい
 ・元気がでない
 ・顔色が悪い
 ・食欲が低下ぎみ
 ・集中力が続かない
 ・カゼをひきやすい
 ・汗をかきやすい
 ・冷えがある
 ・ストレスがある
 ・睡眠が浅い
 
人は、代謝が衰えると不調を訴え、病氣になります。代謝は血流そのものなのです。血流がよいと健康であり、血流が悪いと病氣になるという事です。
 
日本の死因(平成24年)は、 
 1位=ガン      36万1000人  30%
 2位=心疾患     19万6000人  16%
  (3位 肺炎    12万3000人 10%)
 4位=脳血管疾患   12万1000人  10%
 
これらの病は『血流障害』が原因でおこるのです。
身体を流れている血管(動脈・静脈・毛細血管)をすべて繋げた距離は、約10万kmです。(地球を約2周半)

血液は、約60兆個ある全身の細胞に酸素や栄養分を配給しています。
また、代謝によって生じた老廃物や余分な水分を回収して体外に排出するのも血液の役割。
さらに、漢方医学的にいう『血(けつ)』の働きには、そういった循環機能のほか、ホルモン分泌の調整も含まれます。
筋肉は、心臓同様、全身に血液を巡らせるポンプ(筋ポンプ)の働きをするため、ずっと動かさないと、血流が低下してしまいます。
 
脳も心臓も腎臓も肝臓も肺も胃も骨も筋肉も・・・全てが血液から栄養や酸素をもらって動いているのです。
また、交感神経が優位に働くと血管が収縮するため、夜更かしや睡眠不足も血流悪化の大きな要因です。
ストレスも血行不良につながります。ストレスによる緊張は血管を収縮させるため、その分血行が悪くなります。リンパの流れも滞らせるので、さらに血流の悪化にも影響してしまいます。

血行不良から起こる代表的なトラブルといえば冷えです。
血流が悪いと末端の細胞まで酸素や栄養素が届かず、老廃物もたまったまま。
細胞の代謝が進まないため、血管が詰まりがちになり、その部分の温度が下がってしまいます。

血流が悪くなると新陳代謝が低下して、体が熱を作れなくなり、冷えやすくなります。
冷えた部位は血液の温度が下がって粘性が上がり、さらに流れにくい状態になるんです。
血液はその低い温度のままで全身を巡るので、血流は悪化する一方。
その冷えがさらに体を緊張させ、血管を収縮させるので、ますます巡りは悪くなります。

冷えは、消化、吸収、代謝、排泄といった、体のさまざまな反応の仲介役となる酵素の働きも低下させます。
ウイルスや病原菌を退治してくれる免疫機能も、温度が低いと活動が弱まることがわかっています。 
 
ホルモンの乱れやストレスは、血液循環をコントロールする自律神経の働きを鈍らせます。それによって末梢血管の血液量が減少し、冷えや肩こり、腰痛などを誘発することになります。
 
体を温めて体温を上げれば、血流はもちろん、同時にリンパの流れも促され、代謝や免疫力もアップするのです。